おはようございます。

 

Shortmanです。

 

天気もなかなかよく、為替も円高になり、日経平均も大暴落して、勝利の美酒に酔ってるはずだったのですが、ちょっと仕事で週末も関係なく普通に働いている今日この頃、皆様はいかがお過ごしですか?

 

 

週報は有料でない一般の読者様がお読みになっているとのことで、昭和の香りを充実させずに、月曜日の内容は少々綺麗に(お上品に)仕上げないといけな・・・とかなんとか。

 

と口では言うものの、私の頭の中では、「金融機関のクソ真面目な連中が作成する、読んでいても面白くもないレポート並にきちんとした(内容よりも)体裁が整ったレポートは書けいないし・・・w」と。

 

悩ましいので、今後考えます・・・そして、忘れるという(^_-)。

 

先週のドル円は、私が「私はここらで売りを入れます」と書いた週初25日(月)の週高値111円90銭の高値から、週末29(金)の週安値まで106円27銭まで、実に2日で5円63銭もの大幅下落となった。見事に予想が的中した背景や理由を解説した内容や今後の決済の水準に関しては、会員様限定の29日(金)「為替日報(2016年4月29日)休日だけど特別に」に記載してありますので、そちらをご覧ください。

 

なお、今週から週報には私のポジション構築に関する情報は「レンジのみ」とさせて頂きます。

 

前週4月25日週の概況:

先週は米FOMCと日銀金融政策決定会合が行われたが、日米中銀はそろって現状維持となった。米FOMCの現状維持は事前予測通りでドル円相場に影響はほとんどなかった。しかし、FOMCの翌日に公表予定だった日銀の金融政策を巡っては、日銀貸出に対してもマイナス金利が適用されるとのマスコミの事前リーク的な記事で、熊本の震災への支援との思惑と絡み、市場は日銀の追加緩和に過度な期待を頂いた。先々週はドーハでの産油国の増産凍結協議が物別れに終わり、ドル円は107.81円まで下落するも、日銀の追加緩和期待から111.78円まで上昇していた。先週はその流れをそのまま引き継いだが、上値も戻り売りが熱く、概ね111円台で推移。日銀の金融政策決定会合が行われた28日には、東京時間に111.88円まで上値するも、現状維持が公表されると、失望した投資家の投げ売りに。28日の111.88円の高値から29日の安値106.27円まで、二日で実に5円61銭もの大幅下落となった。

 

また、私の先週の予想レンジは、107円~112円であったが、106.27円~111.90円とほぼ予想通りとなった。

 

今週の予想レンジ:

102円~109円

 

今週5月2日週の予想:

5月6日(金)に米雇用統計が公表される他に特別な経済指標は無い。また、日本がGW中ということもあり、東京時間には商いが薄くなってしまうと考えられ、短期筋の円高への仕掛け的な取引には注意したい。為替介入のことを簡単に口にする奴が多いが、実弾介入を経験したことがあるのであろうか?と思いたくなる。何度も私が指摘しているように、今の状況では介入はできないので、安心して売り込めると思います。

 

定点観測:

ダウとドル円

20160502-indu

ドル円と米2年債利回り

20160502-usdjpy

VIX

20160502-vix

VIX:VXV

20160502-vixvxv

金価格とドル・インデックス

20160502-gold

原油価格とドル・インデックス

20160502-wtic

Shortman’s View

日本の為替介入を巡っては、日米間で水面下ではいろいろ行われているヨーダ。

 

 

よほどドル安を維持しないいけないらしく、今年2月の上海でのG20以降、日米の間でバチバチやっている。

 

今年の2月に行われたG20にまで話から時系列で振り返っておきましょう。。

 

Bloomberg, G20:通貨の競争的切り下げ回避あらためて確認-緊密に協議へ

 

『中国・上海での20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は27日、外為市場に関する緊密な協議で合意するとともに、通貨の競争的切り下げを回避するとの公約をあらためて表明した。』
そんな約束をしてみたものの、為替介入という劇薬に中毒になっている日本政府。円高・ドル安でメリットも多いのだが、なぜか円安・ドル高で輸出企業の数字が改善する小手先の手法を使いたがる。2月以降を振り返ると、最近円高が一段と進行してきた。敗戦国の日本の財務大臣は、非常に円安を危惧しているようだ。為替介入をちらつかせて円高のスピードを抑えようとしているのであろう。4月のG20で訪米した際には、わざわざルー米財務長官に「為替介入をしたい」とでも直談判に行ったのかも知れない。
Bloomberg, 麻生財務相:過度な為替変動は好ましくない-ルー米財務長官と確認

 

『G20(主要20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議のため訪米している麻生太郎財務相は14日、ワシントンでルー米財務長官と会談し、円高で推移している為替相場について「一方的に偏った動き」に強い懸念を表明するとともに、「過度な変動や無秩序な動きは悪影響を与える」との認識を確認した。会談後、記者団に語った。』

 

と勝手にマスコミに話をしたようだが、すぐさま戦勝国アメリカの方から、否定的は見解がリークされる。

 

時事通信, 米財務長官「円高でも市場に秩序」=麻生財務相と温度差

 

『G20(主要20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議のため訪米している麻生太郎財務相は14日、ワシントンでルー米財務長官と会談し、円高で推移している為替相場について「一方的に偏った動き」に強い懸念を表明するとともに、「過度な変動や無秩序な動きは悪影響を与える」との認識を確認した。会談後、記者団に語った。』

 

Bloomberg, 円高の痛みに同情得られず-日本の為替介入に冷やかな発言も

 

『麻生太郎財務相はルー米財務長官らとの間で、無秩序な為替相場の動きは望ましくないことを再確認したと述べた。しかしそれから24時間たたないうちにルー長官は、日本は内需喚起に集中する必要があり、為替市場の動きは「秩序的だ」と言明、米国が日本の為替介入の妥当性を認めているわけはないとの立場を示した。』
24時間たたないうちに・・・これを記事にいれているところが大事なんだよ。

 

笑えるwww

 

阿呆、失礼、麻生財務大臣だな。

 

朝日新聞, 麻生財務相「米財務省おかしい」 為替介入への牽制受け

 

『麻生太郎財務相は19日の閣議後の記者会見で、米国のルー財務長官が日本の為替介入を牽制(けんせい)する発言をしたことについて「(米国の)財務省が為替の話をするのはおかしい。中央銀行(米連邦準備制度理事会)がやる話だ」と批判した。』

 

自分で為替の話をしておきながら、相手が言うと「おかしい」と言う。

 

おかしい、お前がな・・・と相手もきっと思っているであろう。

 

本当に笑える。

 

こんなレベルの財務大臣に加えて、日銀総裁が空砲バズーカばかりなので、ドル円の年内100円割れのストーリーは、農耕民族ニッポン、違う、濃厚だと思う。しかも、スピード・アップしているかも知れないとか最近考えていたら、またまた始まった。
よほどアメリカ経済は製造業が悪いらしい。
Bloomberg, 米財務省:日本など5カ国・地域を「監視リスト」に-為替報告書
『米財務省は29日、半期に一度の外国為替報告書を発表し、中国と日本、ドイツ、韓国、台湾を新たに設けた「監視リスト」に入れた。

同省は、5カ国・地域が不公正な為替政策の可能性があるとする3つの基準のうち2つに抵触するとの判断を示した。3つの基準全てに抵触したと判断されれば、2国間協議を開始し、場合によっては制裁対象とする。』

 

しかし、こりゃまた一方的だな。

 

『3つの基準とは、対米貿易黒字が200億ドル(約2兆1300億円)超、経常黒字が自国国内総生産(GDP)の3%超、GDPの2%超規模の海外資産を購入するといった継続的な一方向の為替介入の実施。

 

財務省は、中国と日本、ドイツ、韓国が貿易黒字と経常黒字の基準に抵触、台湾は経常黒字と継続的な一方向の為替介入の基準に抵触していると説明した。』

 

おいおい。

 

対米貿易黒字が200億ドル(約2兆1300億円)超

 

経常黒字が自国国内総生産(GDP)の3%超

 

これで監視リスト入で、制裁対象だった言うのか。

 

さすがはジャイアン様だ!

 

トランプが大統領になること前提に作られているんじゃないかと思ってしまった。

 

それでこのニュースになります。

 

Bloomberg, 麻生財務相:急激な円高の動き、極めて憂慮-必要に応じ対応
『米財務省が29日、為替操作の監視対象として日本をリストに入れたことに関連して麻生氏は、「継続的に為替介入をしている事実はありませんし、われわれのそれに対する対応が取れないとか制限されるものでは、全くないと思っています」と話した。フジテレビがニュース番組で発言場面を報じた。』

 

お立場上「為替介入はできない」と言えないのが辛い財務大臣ができる唯一の介入が、口先介入ですね。

 

日本が行う為替介入に米国がとやかく言う必要はないとという態度ですが、敗戦国が戦勝国にモノを言えたことはない。

 

伊勢・志摩サミットを今月末に開催する議長国として、さらにはその際にオバマ大統領へ現役大統領として初めて広島へ来てもらおうとしている状況で、日本政府が戦勝国アメリカにダメだやるなよと言われているにもかかわらず、為替介入をする理由は全く見当たらない。

 

ということで、Shortmanは「90円割れまで介入は無い」との予想をしております。

 

 

最後に、3日・4日・5日は東京市場がお休みにつき、レポートも休刊とさせていただきます。ただし、何か市場で大きな出来事が起きれば書きます。

 

Have a Nice Golden Week and Good Duck!

Shortman

 

注意: 

投資は自己責任です。読者の投資判断の最終決定に、我々は一切関与しません。この情報を用いて読者の方が損失を被っても、我々は一切の責任を負いません。我々はNY市場が世界の金融市場の未来を決めていると考え、NY市場を中心に分析しております。我々が用いるデータ、チャート、ニュースは、誰でもインターネットで無料で用いることができるものだけを利用して、できるだけ正確に理解し、できるだけ簡潔に、かつ、わかりやすく皆様に伝えられるように心がけております。また、個別株の分析は行いません。先物(株価指数・為替・商品・一部オプション)のトレードに必要な情報のみ提供しています。

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