おはようございます。

 

Shortmanです。

 

日米首脳会談とゴルフ。

 

成功したような雰囲気のニュース映像を見ながら、「日本のメディアはダメだな・・・」とつくづく思いました。

 

だからここでは外務省の報道を掲載。

 

外務省, 日米首脳会談

 

正確に声明を理解したい人は、英語の動画をご覧ください。

 

DONALD TRUMP SPEECHES & PRESS CONFERENCE, FULL EVENT: President Trump & Japanese Prime Minister Shinzo Abe Joint Press Conference (2/10/2017)

 

さて、仲が良いのは悪いことではないけど、仲良くするのも、日本が大事な金蔓だからで、それは「アメリカの植民地なんだから、貢げよ!」ってことでしょう。経済政策もアメリカのために考えて実施してくれるなら良いよ。駐留米軍も軍艦とか戦闘機とかミサイルとかもっと高額な兵器を買えば別に置いといて良いよ。為替も円安で稼いだお金で米国債を購入してくれるなら良いよ。もうアメリカの為になるんだったら、全部良いよ!なんだと思います。

 

だって、America First.で、Make America Great Again!だしね。

 

実際、トランプ大統領は賢くて、日米首脳会談の前に中国に親書を送り、さらには、電話会談で「一つの中国を支持する」なんてこと話している訳ですよ。

 

CNN, トランプ氏、習主席と電話会談 「1つの中国」政策認める

 

BBC, トランプ米大統領「一つの中国」支持 習主席に電話で

 

日本の外交下手はここでも発揮されましたが、こうしたトランプ大統領の動きは非常にシンプルで、わかり易いと思いませんか?

 

全てはAmerica First.なんですから。

 

アメリカにって有益なこと、関係、人物、全てWelcomeなんです。相手が求めているニーズをきちんと聞くけど、全てはアメリカを第一に考えてのこと。

 

だから今回も日本のことを考えて、あんな親密ぶりも見せてくれたし、為替の批判や貿易不均衡の話をせず、おまけに米軍を受け入れてくれていることに謝意を示した。一方で、中国に対しても、「一つの中国」を支持するとして、表向きは中国共産党の面子を大切にした。しかし、これらは全てアメリカのためにしたこと。アメリカ製品を買ってもらうためであったり、インフラ投資にかかる財政負担を軽減するために、中国の資金を借りるためかなと思っている。

 

今回の日米首脳会談でわかったことは、常々書いてきているように、日本は一見すると独立した国のように見えるけど、実質的にはアメリカの統治領(植民地)なんだってこと。そして、今回の日米首脳会談が行われる直前に、意図的に行われたトランプ米大統領と中国の習主席との電話会談の意味を考えると、日米の関係よりも優先される関係があるってこともわかった。

 

国際関係を正しく理解する上で、非常に有益な日米首脳会談であった。

 

日米以上に大切な関係が米英、米中、米欧、米露等にはあるとわかったので、為替の議論がなかったからと言って、ドル高・円安の流れが勢いづく可能性は低いとみている。もっとも、トランプ氏の打ち出す減税策、インフラ投資の規模や内容、規制緩和策の内容など、これらのことが公表されると短期的にはドル高に向かう可能性があるが、それらが議会ですんなり通る可能性は低い。そうなると、徐々に徐々にドル高のパワーも収まるであろう。

 

ということで、今はとにかくトランプ大統領が打ち出す経済・財政政策の中身がわかるまでは、円高とか円安とか決め打ちしてポジションを持つべきではないということ。とにかく待ちましょう。

 

 

2017年2月6日週の概況:

先週1週間を通じたドル円のレンジは、111.57円~113.85円となり、ほぼ事前の予想レンジ(111円~114円)通りでした。     週初より日米首脳会談での円安が牽制されるとの懸念や、フランス大統領選の不透明感が強まり、円が買われる展開に。7日には111.57円まで円高が進んだ。その後は112円を挟んで上下する展開に。9日にトランプ大統領が今後2、3週間で「驚異的な」減税案を示すと発言したことが好感されて、113円台を回復。日米首脳会談で為替に関する牽制も無くドル円は一時113.85円まで上昇したが、その後は113.20円前後まで値を下げて1週間の取引を終えた。

 

 

今週の予想レンジ

111.5円~115.5円

 

 

2017年2月13日週の予想:

ややオーバー・シュートするかも知れないが、トランプ氏の減税策等への期待と、日米首脳会談で円安への牽制も無かったので、やや円安方向にバイアスを傾けております。未だトランプ大統領の政策の中身が見えないので、政策内容がわかる情報が出た場合、素直に反応したい。また、14 日・15 日にイエレンFRB議長の議会証言が行われる。その席で、イエレンFRB議長からも利上げに対する積極的な発言があった場合は円安への動きを加速させる可能性があるので注意したい。但し、トランプ政権側がそれを望まないと思うので、それほどドル高は進行しない可能性が強いと、現段階では考えています。

 

 

定点観測:

ダウとドル円

ドル円と米2年債利回り

ドル・インデックスと米2年債価格

VIX

金価格

原油価格


Shortman’s View:

ロイター, 米財政政策にかなりの不確実性=FRB副議長

 

株価は高い。しかし、不確実性も高い。

 

未来を映し出す鏡として、どちらが正しいのだろうか・・・

 

Good Duck!

Shortman

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