おはようございます。

 

Shortmanです。

 

ここ数日の為替レポートは真面目に書き過ぎて反省しておりますが、それくらい相場が動かないってことですね。

 

今回もまた次期FRB議長ネタを軽く触れておきます。

 

現在市場の噂では、次期FRB議長の候補に挙がっているのはウォーシュ元FRB理事、スタンフォード大学のテーラー教授、パウエル現FRB理事、コーン国家経済会議(NEC)委員長、イエレン現FRB議長の5名。

 

その中で私が注目しているのは(個人的にスタンフォード大に縁があったので贔屓しています!)スタンフォード大のジョン・テイラー教授ですが、誰が次期FRB議長になるかは亀のみぞ知る世界なので、誰が就任しても良いような心構えが必要です。

 

Bloomberg, 次期FRB議長の評価、速断は禁物-グリーンスパン氏のケースが示す

 

『これら5人の債券市場のベテランとのインタビューで得られた主な教訓は4つに集約される。

 

議長指名の発表を受けた市場の最初の反応は必ずしも続かない

 

連邦準備制度はゆっくりと動く大型客船のようなもので、急な激変を期待してはいけない

 

債券トレーダーは米金融当局に強烈なメッセージを発し、その進路を変えさせることができる

 

新任の議長が最初の危機に直面するまで、その人物の真価は分からない

 

はい、さすがにベテランの債券ディーラーさんわかっていますね。

 

まぁ、誰がなっても問題ないって言えば問題ないんですが、やはり経済学の博士課程くらいの知識を持ち合わせていないといかんのではないかなと思います。やはり、ビジネスの世界でいくら優秀でも、表面上の事象だけを捉えて、その裏側で起きていることを理解することなく政策を推進していくことは、非常にリスクが高いからです。

 

例えばこの質問にみなさんはどう回答しますか?

 

質問:東京銀座の水割りが高い理由は?

 

毒者A:銀座の土地の値段が高いから!

 

毒者B:高い値段で売れるから高い!

 

経済学的に正解は毒者Bさんで、前者は俗説です。

 

毒者Aの俗説は簡単です。

 

銀座の地価が高いから銀座の水割りは高いという結論に飛びつくのは、地価が高くなるメカニズム(市場構造)を正確に理解していないことから生じる、極めて幼稚なレベルの間違いで、世界の多くの人々がこうした考えを持っていて、こうした考えを持つ多くの人は考えることを諦めていて、政府の奴隷のような生活を送ってしまいがちです。

 

一般的に人は理解が難しいことよりも、理解が容易な方を選択しがちで、しかも、それを馬と鹿は信じ易いです。馬と鹿が多いほど、牧場主(政治家や官僚や中央銀行家)は儲かりますので、馬と鹿を多く育てることこそが牧場主には重要になります。。

 

では、銀座の水割りが高いメカニズムを経済学的に説明しておきましょう。

 

銀座の水割りは銀座と言う都心の一等地の生産性を反映した価格で、銀座では値段が高い水割りを飲める人がたくさんいることを意味していて、高い水割りを飲める人が集まる結果として、銀座の水割りは高い価格でも売れるのです。そして、高い価格でも水割りが売れる(生産性が高い)ので、その結果として銀座の地価が高くなるということです。

 

これは都心(地方の方には失礼ですが、例として東京を取り上げます)からの距離が近いほど、(都心での)生産性が向上するので、高収益をもたらすことになり、特別な事情が無い限り一般的には都心に近いほど地価は高くなるのと同じです。都心から離れると、地価は安いですが、交通費と通勤時間と通勤のストレス等のコストが高くなります。逆に都心に近ければ地価は高いですが、交通費や通勤時間と通勤のストレス等のコストが安くなります。

 

経済学を知らないと、こうやって表面上のことで誤った結論を導き出す傾向が強くなります。したがってShortmanは、FRBの議長に就任する者は、政策判断を誤るリスクをできるだけ回避するために、最低限経済学の大学院出身者でないと危険だと考えております。

 

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