おはようございます。
Shortmanです。

 

先週の『為替週報(2018年5月28日)』に書いた戯言のつづき。

イタリアの政局がイタリアの銀行再生の足かせになるかも知れないロイター, 焦点:イタリアの銀行再生に暗雲、政局迷走が生むリスク

『イタリア政治の迷走が、銀行業界にも長い影を落としている。多年にわたる国内銀行の再建努力を水泡に帰し、資産価値を損ない、資金アクセスを困難にして、さらにユーロ離脱懸念が再燃する恐れがあるためだ。』
щ(゚Д゚щ)カモーン
そうなると欧州の時限爆弾であるドイツ銀行へ飛び火して世界が再び金融危機に!!!
『S&Pグローバル・レーティングは1日、ドイツ銀行の格付けを「A-」から1段階引き下げ「BBB+」とした。業績立て直しを図るクリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)は新たな逆風に見舞われた。』
おー、妄想が止まらないぜ!

待てば海路の日和あり(^_-)

2018年5月28日週のドル円概況:

週初5月28日(月)は先週末からのイタリアやスペインの政局不安や米朝首脳会談の延期の流れから、ドル円は週初の109.82円を週間高値としてリスクオフな展開に。29日には週間安値となる108.10円まで下落した。その後はイタリアの政局に安定が見られるとドルが買い戻された。しかし、米政府がEUなどに対し鉄鋼・アルミの追加関税を発動すると発表したことで、貿易摩擦懸念が再燃しドル円の頭を抑えた。しかし、イタリアの政局が安定している中、6月1日(金)に5月の米雇用統計が公表され、予想よりも強かったことから米利上げ期待が再燃しドルが買い戻された。終わってみれば、5月28日(月)の始値109.55円から6月1日(金)終値109.53円でほぼ変わらず行って来いの展開でした。

先週の予想レンジ:

107.50円~110.50円

2018年5月28日週の実際のドル円:

108.10円~109.82円

2018年6月4日週のドル円予想:

今週のドル円は、1日(金)に公表された5月の米雇用統計が強かったことを受けて米FRBによる追加利上げ期待が強まっており、イタリアやスペインなどの欧州の政局が安定していれば、米朝首脳会談が6月12日にシンガポールで行われるとトランプ大統領が公表したことを受けて、底堅く推移する可能性がある。もっとも、米朝首脳会談の実現や朝鮮半島の非核化というテーマは、ある程度市場では織り込まれているので、ドル円の上値を大きく伸ばす要因にはなり難い。また、米長期金利の上昇に伴うドル高は新興国通貨安を招き、市場の不安定要素となっていることを鑑みると、ドル円の値動きは底堅いものの、上値も重いと思われる。

 

2018年6月4日週のドル円予想レンジ:

108.50円~110.50円

定点観測:

ダウとドル円

ドル円と米2年債利回り

ドル・インデックスと米10年債利回り

VIX

金価格

原油価格

Shortman’s View:

おっとこんなニュースがあるぞ。
予想通りなんだな(^_-)

2018年5月28日の為替レポートより特別に一部抜粋。

『中間選挙を睨んだ実績作りの一環なのか、トランプ大統領の頭の中に「黒人のオバマ大統領がノーベル平和受賞しているから白人の俺もノーベル受賞してやろう」みたいな邪な考えがあって、米朝首脳会談を実現させたいのかどうかは誰にもわからないが、トランプ大統領は米朝首脳会談の実現に前向きなことは伺える。

紛争懸念が地球上から一つでも消えることは人類にとって悪い事ではないので、それはそれで結構なことだ。しかし、マーケットはニュースのヘッドラインで上へ下へ動くので、こうしたことは冷静に見極めないといけないと思う。

僕は当初からこうなると思っていたので、こう書いてきた。

「こんなにエゴの塊の国家元首たちがそうそう簡単に合意したりする訳が無い。

ロイター, トランプ米大統領、北朝鮮の出方次第で首脳会談中止も=副大統領

白人のワンマン実業家出身の大統領が、民主党政権時代に黒人のオバマ前大統領が合意したイランとの弱気な約束を継続させる訳がない。」

だから北朝鮮が米朝首脳会談の中止を示唆した時も何も慌ててなかった。

ロイター, 米朝首脳会談の再考、北朝鮮指導部に提言へ=北朝鮮外務省高官


『朝鮮中央通信(KCNA)は、北朝鮮が「リビアのようになる」とのペンス米副大統領の発言を批判した。また、米朝首脳会談の再考を北朝鮮指導部に提言するとの北朝鮮外務省高官の言葉を伝えた。』

この時のトランプ大統領は落ち着いていたと感じる。

ロイター, 米朝首脳会談、開催されるか来週明らかに=トランプ大統領

もちろんスタッフ総出で情報収集を行っていたであろう。

その後、中止となった。

ロイター, 米朝首脳会談を中止、トランプ大統領が通告 「最大限の圧力継続」

『トランプ米大統領は、来月12日にシンガポールで開催される予定だった米朝首脳会談を中止すると北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長に通告した。ホワイトハウスが24日、トランプ大統領がに金氏に宛てた書簡を公表した。』

しかし、トランプ大統領はそれでも忍耐交渉の余地を残している。

それが証拠にトランプ大統領が北朝鮮労働党の金委員長に書簡を送った。

その内容が公開されている。

日経(米朝会談「今は不適切」トランプ大統領の書簡全文 )に日本語訳が掲載されていた。
********************
親愛なる委員長へ
 双方が長らく求め、6月12日にシンガポールで開催される予定だった首脳会談。それに向けた交渉と議論に費やしてくれた時間と忍耐、労力に感謝する。北朝鮮側から会談の要望があったと聞いていたが、(どちらが求めたかは)どうでもよいことだ。私はあなたとシンガポールで会うことを心待ちにしていた。あなたの最近の声明に示された大きな怒りと明らかな敵意をみる限り、長らく計画された今回の会談を行うことは残念ながら不適切であると考える。この書簡をもって、シンガポールにおける首脳会談を取りやめることを示させていただく。これは双方のためであるが、世界にとってはよくないことだ。あなたは自国の核能力を自慢したが、米国の核能力は非常に大きく強力だ。これらを使わないで済むことを神に祈っている。
 私はあなたとの間で素晴らしい対話ができていると感じていた。最終的に意味を持つのは対話だけだ。いつの日かあなたに会えるのをとても楽しみにしている。また、拘束していた米国人を釈放してくれたことに感謝したい。あれは美しい意思表示であったし、非常に感謝している。
 この最重要の首脳会談に関し、気が変わった場合はためらうことなく連絡してほしい。世界、特に北朝鮮は持続的な平和と偉大な繁栄、富に対する大きな機会を失った。この失われた機会は歴史における本当に悲しい出来事だ。
********************

間を取り持つ韓国も必至だ。

もちろんトランプ大統領も必至だ。

ロイター, 首脳会談実現へ北朝鮮と「有益な協議」行っている=トランプ大統領

そしてトランプ大統領からこんなツィートが・・・


「米国チームが北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と私の会談の準備のため、北朝鮮に到着した」

 
おっと米朝首脳会談実現か?
 
実現すればだけど、悪い話ではないので、6月12日に向けてドル円が戻す可能性はあるけど、6月12日の会談の後は材料出尽くしみたいな感じかなと。
 
そしてこれが実現すると、米国のトランプ大統領、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長、韓国の文在寅大統領の3名がノーベル平和なんてストーリーじゃないかと(^_-)

今後もこの話題がニュースのヘッドラインを賑わすとは思うけど、個人的には米朝首脳会談へ向けた流れが大きく変わり、再び緊張関係になるとは思えない。

皆さんはどうお考えでしょうか?』

僕は大切な投資家向けのレポートでこの可能性をきちんと書いておきました。

『おかげさまで、短期的にはですが、瓜の漬物はご馳走様でしたということになります。

「短期的には」の意味がある訳で、その意味はこのポジティブなニュース。
実現すれば一旦は戻す可能性があるかなと。
戻したところでこの先を狙う戦略を考えないといけない訳です。』

と。

昨日2018年6月1日終値で109.50円近くまで反発しております。

さぁ、今後どうなるか?

亀のみぞ知る(^_-)

 

Good Duck!
Shortman

 

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