おはようございます。
Shortmanです。

 

今週は25日・26日でFOMC、26日に日米首脳会談が行われます。
FOMCでは基本的には0.25%の利上げが想定され、政策金利であるFFレートの誘導目標は2.00%~2.25%になる見込み。
11月6日にアメリカでは中間選挙という政治的な大イベントを控えているので、FOMCの声明では、現在の米経済の力強さが引き続き強調され、今後の継続的な利上げの正当性を唱える程度で大きな文言の変更はないと想定します。
また、今後の景気見通しに関しては、米経済の成長は持続しており、引き続きタイトな労働市場が期待され、インフレ率は目標の2%の近辺で安定推移で変化はないと思われます。
一方で26日の日米首脳会談では、日米の貿易不均衡に関して、米側から日本へ貿易不均衡の税制に向けた一段の圧力の高まりが想定されます。また、実効レートでの円安が目立っているので、為替レートに関して言及があれば要注意。
日米首脳会談で日米貿易不均衡の問題が取り上げられると円高要因になると想定されます。

2018年9月17日週のドル円概況:

トランプ政権による対中制裁への関税引き上げ第3弾が実施されると報じられ、ドル円は18日に週間安値となる111.65円まで下落した。しかし、当初警戒された関税率の25%を下回る10%にとどまったことで市場のセンチメントが大きく改善した。米経済指標は比較的良好で、NY株価は史上最高値を更新する場面も見られ、世界的な株高になる一方で、米国債利回りは3.09%にまで上昇し5月に記録した3.12%に迫る勢いを見せた。その結果、日米金利差を意識した円売り・ドル買いに。この他に、市場のセンチメントの改善に伴い円が大きく売られたが、欧州通貨や新興国通貨でのドル売りも大きく、結果としてクロス円の売りで円安が進行した格好で、112円台を回復。18日・19日で行われた日銀の金融政策決定会合では事前の予想通り政策は据え置かれた。20日に自民党総裁選で予想通り安倍総裁が三選となったことも円安基調を支援した。週末22日に英国のEU離脱を巡るメイ首相の発言を受けてポンドが急落し、ドル買いが進行したことで、ドル円は一時112.87円まで円安が進行した。

2018年9月17日週の予想レンジ:

109.00円~113.50円

2018年9月17日週の実際のドル円:

111.65円~112.87 円
 

2018年9月24日週のドル円予想:

前述のように、FOMCでの利上げはドル高を招くと想定されますが、日米首脳会談で貿易問題への言及があれば円高要因となり。ドル円は膠着しそう。しかし、これだけ見ればドル円は動きが出難いですが、米中貿易摩擦問題や米加NAFTA再交渉などの問題に関しては、市場は楽観視している傾向が強く、市場のセンチメントはリスク・オンに傾いていることから、ドル円は底堅く円が売られ易い可能性があります。そのため、一時的に113円を超えて113.50円近辺まで値を伸ばすかも知れません。ただし、それ以上の円安ドライバーは存在しておらず、その辺りで打ち止めかなと想定しています。

2018年9月24日週の予想レンジ:

110.00円~113.50円

定点観測:

ダウとドル円

ドル円と米2年債利回り

ドル・インデックスと米10年債利回り

VIX

金価格

油価格

Shortman’s View:

米国や市場の関心は目下、米中貿易摩擦問題や米加NAFTA再交渉問題だが、ことドル円に限れば、日米首脳会談は大きなハードルだ。
参考までにどうぞ。
『トランプ大統領は今年7月、中国や欧州連合(EU)、その他の国々が通貨操作していると批判した。18年の実質実効為替レートは、ドル高の一方で人民元安が進み、ユーロや円についてはは小動きだ。ドルの実効為替レートは近年のピークである17年1月の水準に近づいており、トランプ政権のドル高懸念は高まっているだろう。
米財務省は18年4月の為替報告書で、円の実質実効為替レートは過去20年平均よりも25%近く円安水準にあるとしたが、現在の水準も当時と大きく変化していない。
国際決済銀行(BIS)の発表では、8月時点で円は1998―2017年の20年平均を21%下回り、ユーロが1%下回っているのに対し、ドルは8%上回る。主要27通貨のなかで、実質実効為替レートの過去20年平均比がドルを上回る通貨は、人民元、タイバーツ、フィリピンペソの3つしかなく、円を下回る通貨は、アルゼンチンペソとトルコリラの2つしかない。
為替水準からすると、米国のドル高懸念の矛先が、中国やEUだけでなく日本の通貨安にも向きやすい状況だ。トランプ政権が円安懸念を示して円高を招くリスクは、以前より高まっているだろう。』瓜の漬物のシグナルは出ていませんが、中サインな状態です。
今週も宜しくお願い申し上げます。

 

Good Duck!
Shortman

 

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