おはようございます。

Shortmanです。

 

好きか嫌いかは相場に関係ない。

そして感情的な内容にして、面白おかしく記事を書くメディアは本当にレベルが低い。

今年の7月位からいろいろとトランプ大統領がFRBを批判しているので、時系列に並べてみた。

Bloomberg, トランプ氏、利上げ「うれしくない」-FRBの独立性脅かす発言

『トランプ大統領は19日、経済専門局CNBCとのインタビューで、金融当局が借り入れコストを引き上げ、経済を減速させている可能性があるとして、「うれしくない」と述べた。「景気は上向いている。上向くたびに、彼らはまた金利を引き上げたいと考える。それに関しては私は不満だ。だが同時に、彼らが最善と考える行動を私は容認している」と続けた。』

正しい。そして大統領として、減税やインフラ投資等の景気対策を推進しているので当然不満だ。

Bloomberg, トランプ氏はパウエルFRB議長に不満、低金利期待が外れ

『トランプ米大統領は自身が指名したパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長について、低金利政策を推進すると見込んでいたが逆に金利を引き上げていると、ニューヨーク州サウサンプトンで17日に開かれた資金集めのイベントで共和党支持者に不満を漏らした。イベントの出席者3人が明らかにした。』

正しい。景気を上向かせるために低金利を維持すると期待するのは当然で、逆に引き上げられれば不満も高まる。

そしてトランプ大統領は利上げのスピードに対して不満をぶちまけた。

Bloomberg, FRBは利上げ急ぎ過ぎ、トランプ氏が金融政策に再び不満表明

『大統領は、景気過熱の回避を意図した連邦準備制度の利上げについて「私は気に入らない」とホワイトハウスで発言。「そう急ぐ必要はないと思う」と語った。「私は低金利が好きだ」とも述べた。』

正しい。なぜ利上げを急ぐのか、FRBの利上げのスピードに対する明確な理由なり根拠を示すべきだ。

Bloomberg, トランプ大統領「FRBは常軌を逸した」-利上げをあらためて批判

『大統領は選挙集会を訪れるためペンシルベニアに到着した際、記者団に対し、「連邦準備制度は常軌を逸した」とした上で、「安全は十分に確保され、余裕は大いにあると主張できるだろうが、私は連邦準備制度が常軌を逸したと思う」と語った。』

常軌を逸した・・・そう言いたくもなる。

Bloomberg, トランプ氏:急落は「異常」なFRBが原因、対中貿易戦争でない

『トランプ大統領は10日夜のFOXニュースとの電話インタビューで、相場急落はトランプ政権と中国との通商対立が理由ではないと言明。「私が問題視するのは連邦準備制度だ。彼らは正気を失い、金利を上げている。ばかげたことだ」と語った。』

正しい。株価急落は米中問題というより今後行われるであろう段階的な金利引上げだと思う。

そして、直近のトランプ大統領の批判はFRBにとっても痛いツッコミだと思う。

Bloomberg, 低インフレ指摘のトランプ大統領の「口撃」、FRBの弱点突く

『トランプ大統領は16日、FOXビジネス・ネットワークとのインタビューで、「私にとって最大の脅威は連邦準備制度だ。利上げのペースが速過ぎるからだ」と述べた上で、「最新のインフレ統計を見るがよい。極めて低い数字だ」と指摘した。』

正しい。低インフレ率にもかかわらずこの2年間利上げをし続けてきた真の根拠は何であろうか?

FRBでも利上げに慎重な地区連銀総裁が2人いる。

ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁だ。残念ながら今年FOMCでの投票権を有していない。

ロイター, 米FRB、追加利上げの必要なし=ミネアポリス連銀総裁

『米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は1日、債券市場から「黄信号」が灯っていることや、自身の見解では米経済がまだ完全雇用状態ではないことから、米連邦準備理事会(FRB)が追加利上げを行う必要はないとの考えを示した。』

もう一人はセントルイス連銀のブラード総裁。来年FOMCでの投票権を有している。また、最近「テイラー・ルール」などの政策ルールをベースにして、金融政策に理論的説明。「ブラード・ルール」を提唱した。

ロイター, 現在の米金融政策は適切、追加利上げは不要=セントルイス連銀総裁

『米セントルイス地区連銀のブラード総裁は18日、連邦準備理事会(FRB)による直近の利上げで金融政策は適切となったため、インフレがなお抑制された現在のような状況下ではこれ以上の利上げの必要はないとの考えを改めて示した。』

確かにトランプ大統領の言動は大人として幼稚な側面が強く見受けられるかも知れないが、決して理不尽なことを言い続けている訳ではない。

FRBは雇用とインフレを根拠に利上げを急いで来たが真の目的な何であろうか?

超個人的な憶測で申し訳ないが、個人的には利上げを急いだ根拠をこう考えている。

株主である金融機関の業績改善のため。

FRBを構成する全米に12存在する連邦準備銀行(Federal Reserve Banks) の株主は誰か?

Federal Reserve Board, FRB(連邦準備制度理事会は政府機関であり、その監督下に置かれる全米12ある各地区の連邦準備銀行(Federal Reserve Bank, FRB)は株式会社である。米国政府はFRB(連邦準備銀行)の株式を所有しておらず、連銀連邦準備銀行によって管轄される個別金融機関が株式を所有している(個人及び非金融機関の株式の保有は認められていない)。

実際金融機関の業績はどうだったのであろうか?

WSJ, 「金利上昇も悪くない」 米銀決算に見るプラス面

『金利上昇を嫌気し、ダウ工業株30種平均はここ2日間に1300ドルを超える下げを演じたが、銀行は当然ながら金利上昇の恩恵を受ける株価が急落する中でも、JPモルガン・チェース、シティグループ、ウェルズ・ファーゴの3行が発表した7-9月期(第3四半期)決算はいずれも、米経済の基本的な強さを示す形となった。

JPモルガンとシティは利益が市場予想を上回ったほか、不祥事に揺れるウェルズ・ファーゴもコスト削減が寄与してまずまずの内容となった。法人向け融資やクレジットカード融資の金利は預金金利を上回るペースで上昇するため、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げは、大半の銀行にとっては差し引きプラスとなるJPモルガンはとりわけそれが顕著で、純金利マージンは前四半期の2.46%から2.51%に拡大した。ウェルズ・ファーゴでも利ざやは改善したが、シティは横ばいだった。海外事業の比率が高く、米金利の動向による影響が少ないためとみられている。』

FRBは雇用の最大化と物価の安定という2大目標を掲げているが、以前から言うようにそれは名目的なお題目。

大事なことは株主の利益であり、それ即ち金融機関の利益である以上、利上げを急ぐ根拠は金融機関の収益改善であると個人的には考えている。

 

陰毛説だ!、失礼、インポ説だ!、これまた失礼、陰謀説だ!

と騒ぐ前に冷静に考えて欲しい。

金融システムの安定とは何か?

本当に国民生活の安定のためなのか?

金融システムの安定はこのピラミッド構造の安定に他ならない。

上のピラミッドを見れば一目瞭然。

週初から都市伝説的なレポートを書いてしまった・・・(‘◇’)ゞ

2018年10月15日週のドル円概況:

先週末13日のムニューシン米財務長官による為替レート条項の導入も検討して行きたいと発したことや、14日にドイツ・バイエルン州議会選挙で、キリスト教社会同盟(CSU)が大きく議席を減らす結果となり、メルケル首相の指導力が低下するとの懸念から、リスク回避的な流れが継続し、15日月曜日に週間安値となる111.61円まで下落した。その後はNY株価の下落が非地段落したこともあり、ドル円は112円を挟んでの値動きに。17日には9月のFOMC議事要旨が公表され、参加者の多くが中立水準を超える政策金利の引き上げを示唆していたことがわかり、ドルが強含み112円半ばを超え、半期に一度の米財務省為替報告では円安に対する大きな圧力は確認されず18日に週間高値となる112.72円まで上昇した。終わっれみればわずか1.1円の狭い値幅であった。

2018年10月15日週の予想レンジ:

109.75円~113.00円

2018年10月15日週の実際のドル円:

111.61円~112.72円

2018年10月22日週のドル円予想:

NY株価が下げ止まりを見せているが、米企業の7月~9月期の決算が続いており、ドル円はNY株価に連動する展開が予想される。また、26日には7~-9月期の米実質GDP(速報値)が公表されるので、注意が必要。イタリアの財政問題やサウジアラビアの記者殺害事件等国際的には不安定要素もあるので、こちらも注意しておきたい。

2018年10月22日週の予想レンジ:

110.00円~113.50円

定点観測:

ダウとドル円

ドル円と米2年債利回り

ドル・インデックスと米10年債利回り

VIX

金価格

原油価格

Shortman’s View:

個人的には読んではいけないリストのトップ3に入るこの方がまた吠えている。

そう言えば、2017年2月頃にこんなこと吠えていた奴がおったな・・・

2017年末のドル円相場は、米利上げが2回なら120円、3回なら125円との予想を維持している 。

昨年のドル円は年3回ほど利上げしましたが、ドル安で高値が115.50円でした

そのお方が早くも2019年の為替予想をしている。まだ予想屋稼業してるんだ・・・日本企業は予想外してもクビにならないもんね。

ロイター, コラム:「為替条項」は杞憂、来年ドル120円突破へ=池田雄之輔氏

『筆者は、今回の米株下落は、長期金利の上方シフトに対する一時的なバリュエーション調整だと判断し、ドル円のメインシナリオをドル高・円安方向へ大幅に上方修正した。2019年末の予測値は120円、年間の高値は124円前後と見込んでいる。

来年は124円も超える可能性があり得ると…根拠は4つあるらしい。

『第1に、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ継続姿勢の強さである。18年のグローバル景気は、年初から貿易戦争、新興国危機、欧州政治リスクなど、不安要素に取り巻かれていた。しかし、トランプ米大統領が実施した減税効果が表れたこともあり、米国景気は安定した力強さを示し、連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーの利上げシナリオが揺らぐことは決してなかった。むしろ、今後の経済指標次第では、利上げ見通しを引き上げる可能性も浮上している。

第2に、対する日銀は7月31日の「枠組み強化」で、現在の大規模金融緩和を手じまう「出口」が遠いことを強調し、この考えを市場に十分浸透させた。

上記2つの要因により、日米金利差拡大の見通しは視界良好となっている。最近は「米株が崩れてもドル円が底堅い」と言われるが、米金利が下がらないことが、ドルを支えている側面が大きい。

第3に、9月末の日米首脳会談では自動車関税や為替に対する言及がなく、「日本が狙い撃ちになる」との円高論が杞憂(きゆう)であることが、再度明らかになった。ムニューシン米財務長官がにわかに持ち出した「為替条項」は世論対策にすぎないとみられる点については後述したい。

第4に、対外証券・直接投資の積極化、原油高の継続による貿易収支の大幅悪化によって、需給面から円安が支えられる公算が大きい。原油は、年間の平均価格が1バレル当たり20ドル上昇するだけで、数兆円に上る輸入増となり、ドル買い・円売り要因になる。』

①利上げに伴い景気が減速する可能性が高い。株価が伸びなければドル円も伸びない。

 

②日銀の出口が遠いは嘘。日銀の債券買取額は減少し、日本の長期金利は上昇している。ステルス・テーパリング。

 

③為替条項導入政治的なパフォーマンスだが、これを口にすることで円安へ蓋をしている。わざわざレポートに書くテーマでもない。

④対外証券・直接投資の積極化や原油の上昇は神頼み。景気が悪化すればそれも期待できない。

まぁ、読むに堪えないのでここで打ち切りましょう。

吠えなきゃ良いのにね・・・(*´Д`)

参考までに。

為替日報(2018年1月23日)  から。

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以前から読むべきではないアナリストの代表格に挙げているのだが、今回も面白いこと(決して役に立つことではないことに注意!)を書いている。

ロイター, コラム:円安シナリオは冬眠中、ドル全面安の主犯を探す=池田雄之輔氏

ヘトヘト證券の(下記写真を参照)のチーフ為替ストラテジストの池田何某によるとドル安の要因はこうだという。

『米金利上昇に逆行するドル安は、1)原油価格上昇、2)地政学リスクへの警戒緩和、3)マクロヘッジファンドの存在感低下、4)「日銀タカ派化」への警戒、という要因が重なったことによる一時的な現象とみられる。春先には、ドル高・円安シナリオが冬眠から目覚めるチャンスがまだ生きているだろう。』

『円安シナリオは冬眠中』・・・って、昨年同様に予想が外れているだけじゃないか!!!

Shortmanの考える要因は以下だ。

①各中銀が正常化に向けて舵を切り始めたことでドルの優位性の低下に伴うドル売り。②米政府債務の拡大が予想されていることからのドル売り。③日本の対米貿易収支・経常収支黒字に伴うドル売り。④実質金利差の拡大に伴うドル売り。

さぁ、どうだろうか(^_-)

私は無責任に批判している訳ではありません。

余りにも彼らが出鱈目で、無責任なのでこの場をお借りして、毒者の皆様の注意を促しているのです。

この池田何某の過去記事をネタにしたのはこちら!!!

為替日報(2017年7月31日)

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おっ、懲りない奴がまた何か書いているな・・・

 

おー! 早晩ドル高になるのか!!!

 

ロイター, コラム:米FRB巡る誤解、早晩解消でドル高へ=池田雄之輔氏

 

『中国景気を注視しつつも、2017年末のドル円は120円と、ドル高・円安の展開を予想している。とはいえ、米国の次の利上げは早くとも12月FOMCである。先行きの利上げ期待が本格的に高まり、ドル円が115円を突破するタイミングは9月以降に持ち越されると考えている。』

 

持ち越し・・・って、予想が外れているだけじゃないか!!!

 

今年の6月28日に相場の予想が当たらないアナリストの面々の記事を書きました。

(途中省略)

懲りない面々は同じ。

 

ロイター, コラム:トランプ氏の円安誘導批判は「空砲」=池田雄之輔氏

 

『重要なのは、米国経済の強さであり、2017年は2回ないし3回の利上げが想定できるという事実である。金利が急上昇するなどして株価が大きく崩れる場合には、ドル円相場が金利差からかい離することもあり得るが、あえて現時点でメインシナリオにする理由もない。2017年末のドル円相場は、米利上げが2回なら120円、3回なら125円との予想を維持している。』

 

あんたのコラムの方がはるかに空砲だ!

 

こちらもYou’re Fired!!!・・・だね。

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米は昨年3回利上げしましたが、ドル安で高値が115円半ばでしたね!!!

この池田何某はこんな懲りない主張もしていた。

為替日報(2017年9月22日)

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たまに予想が当たるとガキのようにはしゃぐ・・・若い頃の私にも経験があります。あまりにも外れると些細なことで調子に乗ります。

 

ロイター, コラム:ドル115円回復の4条件、3つまでクリア=池田雄之輔氏

 

『筆者は1ドル=115円へのドル高・円安再開をメインシナリオと想定しつつ、4つの必須条件を掲げている。

 

すなわち、1)ハリケーンの影響が米景気見通しを大きく悪化させない、2)米インフレ指標が市場予想を下回らない、3)FOMCは従来の利上げ想定を維持する、4)10月の米連邦準備理事会(FRB)によるバランスシート縮小開始に対して米国株が崩れない、の4点である。』

 

何やら115円を超えるには4つの条件があるらしく、最初の3つの条件はクリアしたから最後の1つの条件をクリアすれば円安が加速するらしい。

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もちろん 4つ目の条件をクリアしたが、ドル円は115円なんて夢物語で終わった…

ご愁傷様。

そして、これを読んで円安確証バイアスにすがった皆様もご愁傷様。

最後におまけ。

ロイターによると池田何某の肩書はこうなっている。

*池田雄之輔氏は、野村証券チーフ為替ストラテジスト。1995年東京大学卒、同年野村総合研究所入社。一貫して日本経済・通貨分析を担当し、2011年より現職。「野村円需給インデックス」を用いた、円相場の新しい予測手法を切り拓いている。5年間のロンドン駐在で築いた海外ヘッジファンドとの豊富なネットワークも武器。著書に「円安シナリオの落とし穴」(日本経済新聞出版社)。

野村総研(野村証券の子会社)で東京大学卒。

もう素人はここで騙される。そんな優秀な人なんだと。

結果だけ見れば。「野村円需給インデックス」も「5年間のロンドン駐在で築いた海外ヘッジファンドとの豊富なネットワーク」もドル円相場の意分析には何の役にも立っとらんちゅうことやね。

あんど本まで書いているからさらに騙される。

個人的には本のタイトルを『野村証券チーフ為替ストラテジスト池田某のシナリオの落とし穴』に変えた方が良いと思う(爆)

ゴールドマンだろうがモルガン・スタンレーだろうが野村證券だろうが、証券会社と名のつくところはどこだろうが、そこらで働く連中は、高学歴に身を包んではいるが、実際の中身は株屋。投資家の利益より己の手数料を最も優先させる卑しい輩達だ。相場が当たろうが、外れようが、手数料になれば全部OK・・・

賢明なる毒者の皆様は、株屋のレポートをまずは疑って、そいつの過去のレポートを見て、予想屋としての能力があるのか否かを見極めましょう!

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ということで、昨年外しまくった野村證券の池田某。

これを一般に人が読んで損をする。

本当に困ったもんです・・・(;´・ω・)

相場が読めない人はエロノミストやアナルリストの方々のコメントに騙される。

メディは情報垂れ流すだけだから情報を正しく読み取り、己で正しく判断できないといけない。

今の時代ネットが便利なのはアーカイブできること。

今週も宜しくお願い申し上げます。

 

Good Duck!

Shortman

 

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