おはようございます。
Shortmanです。

 

米中通商協議への期待が相場を支えています。
トランプ米大統領の経済顧問トップであるクドロー国家経済会議(NEC)委員長は7日、米中は通商合意に「一段と近づいて」おり、高官級協議は今週も「多くの電話会議」を通じて行われると述べた。
  クドロー氏はCBSの番組「フェース・ザ・ネーション」で、「慎重ながらも楽観的見解もしくはそれ以上のもの」を語ったが、これに先立ち中国国営の新華社通信は、5日に終了したワシントンでの貿易協議で進展があったと報じた。
中国側は?
『しかし、新華社は5日の別の論説で、「残っているのは全て難題だ」と指摘した。』
トランプ大統領は?
『トランプ大統領は5日、ワシントンでの協議を「大成功」と評価したものの、合意に達するかどうか見通しを示したくないと述べた。』
双方共に微妙だ。
我々は米中通商協議に関して、何ら明確な合意点や合意期日に関しての情報を正確には得ていないのだ。
外資系あるあるな事だが、担当者は基本自分の行っていることを楽観的に伝える傾向が強い。クドロー氏がそうだとは言い切れないが、正直彼の発言を信じることもできない。
何だかわからないリーク記事で市場は楽観視し過ではないかなとちょっと心配。
それに仮に米中が合意しても相場は長続きしないかも知れない。

 

『バンク・オブ・アメリカ(BofA)によれば、米株式相場は今年最大の好調期を過ぎた可能性が高い。各国の中央銀行が一斉に成長刺激に力を入れた局面が、3月にピークに達したためだという。
S&P500種株価指数は4-6月(第2四半期)に3000ポイントを超えた後に崩れるだろうと、マイケル・ハートネット氏らBofAのストラテジストは5日付の顧客リポートで指摘した。これはS&P500種の現行水準から約4%高に相当し、BofAが予想する年末水準を100ポイント上回る。』
さすればFRBは再び量的緩和再開か・・・?

2019年4月1日週のドル円概況:

新年度に入り海外投資も積極的になると思いやや円安バイアスでしたが、先週もドル円はあまり動きがありませんでした。週初1日月曜日に110.79円の週間安値をマークした後、5日金曜日に週間高値となる111.81円まで右肩上がりでした。英国のEU離脱問題やEU経済圏の不振が懸念されつつ、米中通商協議への期待が相場を支えたようです。

2019年4月1日週の予想レンジ:

109.00円~112.00円

2019年4月1日週の実際のドル円:

110.79円~111.81円

2019年4月8日週のドル円予想:

今週は米中通商協議への楽観視と英国のEU離脱への懸念の綱引きになりそう。米中通商協議が合意できればドル高・円安は待ちが無い。しかし、英国のEU離脱が①長期延期か、②合意無き離脱かでドル円の振幅は変わりそうだ。①ならばドル高・円安で、②ならばドル安・円高になる。①は円安だろうが、②の場合は方向感が出難いし、予想が難しい(個人的には円高になると思っている)。英国が秩序なくEUから離脱する確率は低くなりつつあるが、ゼロでも無いことには注意しておきたい。とは言え、基本的に債務破綻のニュースは見当たらないので、基本的には今週もやや円安バイアスが強そうだ。

2019年4月8日週のドル円予想レンジ:

110.00円~112.50円

定点観測:

ダウとドル円

ドル円と米2年債利回り

ドル・インデックスと米10年債利回り

VIX

金価格

原油価格

Shortman’s View:

懸念が高まっている英国のEU離脱問題だが、誰だって混乱は望んでいない。
『メイ英首相は欧州連合(EU)のトゥスク大統領に宛てた書簡で、離脱を6月30日まで延期することを要請した。首相府が5日、書簡を公表した。
メイ首相は離脱期限の延長を望む一方で、来月実施される欧州議会選挙への参加は回避したい考えだ。英国の要請を受け入れるかどうかは、EUが来週開く会合で決定する。EU内でも意見は分かれており、トゥスク大統領は最長1年の離脱延期を支持している。』
英国内だってそうだ。
『英政府は7日、欧州連合(EU)離脱協定案に対する議会の支持を得るため野党・労働党に譲歩する可能性を示唆した。メイ首相は前週、離脱協定案への支持を得るためEUとの将来関係の大枠を示す政治宣言での合意を目指して労働党のコービン党首と協議を始めた。』
英国が合意無き離脱を決めた時に何が起こるがわからないが、少なくとも合意無き離脱を避けようと当事者達が本格的に動き出したとしたら安心だ。
もっとも超円高を希望する側としては合意無き離脱を期待しているが^^;

 

Good Duck!
Shortman

 

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