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為替週次レポート(2015年12月21日)

おはようございます。

 

Shortmanです。

 

とうとうクリスマスの週に入りましたね。外人投資家は冬休みに入る方々が多いので、値が飛びやすい時期です。

また、クリスマスや年末に大きなテロとかがあるかも知れませんので、無理な仕掛けは十分に注意しましょう。

 

 

 

前週12月13日週の概況:

 

先週の予想では、『明らかに「リスク回避モード」であり、注意が必要だ。』と指摘しておいたように、FOMC後は原油価格に下げ止まりが見られず、世界的に株価が軟調に推移したことから、先々週に引き続きリスク回避モードになった。予想レンジは119円~123円として円高バイアスを高めにしておりました。

 

週初に120.34円まで円高が進行したが、その後はFOMC前からドル円はじりじりと値を戻し、FOMC終了後にドル円は一時122.86円まで上昇した。しかし、その後も原油価格に下げ止まり感がなく、NY株式市場はじりじりと値を下げて、それに連動してドル年も値を下げている。

 

本来であればここで市場は落ち着くはずであったが、予想しないことが日本で起きてしまった。18日の日銀金融政策決定会合(「当面の金融政策運営について」)で年間約80 兆円相当ペースでのマネタリーベースの増加を維持することが可決された。この際、日銀が補完措置として、長期国債買入れ平均残存期間の拡大に加えて、指数連動型上場投資信託(ETF)の買入れについて、新たに年間3,000億円の追加枠を設けるという内容を打ち出した訳だが、これが予想外の混乱を招くことに。

 

「新たなETF買入れ枠の設定」というETFの3,000億円の追加枠は、現在日銀が保有するETFの売却開始に伴う市場へのマイナス・インパクトを相殺するための補完的な措置に過ぎず、プラスの効果はほとんどない。しかし、政策の内容を評価する前に、ニュースのヘッドラインに市場参加者が飛びついたことで、相場が乱交げした。日経平均株価は19,320円46銭で寄付いた後、日銀の金融政策決定会合後に19,869円08銭まで500円以上も高騰し、その後は一気に18,982円25銭まで900円近く急落して、結局18,986円08銭で取引を終えた。この流れを受けて、ドル円は一時123.55円まで上昇したが、その後は一気に円が買い戻されて121円台に急落した。今回の米FRBの連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀の金融政策決定会合を 比較すると、市場とのコミュニケーションを重要視するFOMCと、内容は意味が薄いにもかかわらず、小手先で市場に対してサプライズを与えようとする日銀というように見える。短期的視点で考えると日銀のサプライズ戦略は明らかに相場を悪戯に乱高下させるだけで、正直日銀のコミュニケーション戦略は失敗していると言えよう。

 

米2年債利回りとほぼ並行して推移している。FRBの利上げを受けて米2年債利回りも上昇基調にあるが、株価の下落が続けば債券が買われ、利回りも低下し、ドル円も値を下げるであろう(リスク回避モード)。

 

ドル円

ドル円

 

 

ユーロドル

ユーロドル

一方のユーロドルは依然としてショートが山積みな状況で、ECB理事会後は一時、1.10台を回復していたが、歯止めのかからない原油価格の下落や、世界的な株価の下落を受けて、リスク・オンにならずドルが上昇し、再び1.08台へ下落した。ドル・インデックスが上昇傾向にあるので、ユーロドルは逆相関なので、軟調に推移しそうだ。

 

 

 


 

今週12月20日週の予想レンジ:

 

119円~123円

 

先週と同じだが、円高が一段進んでも面白いタイミングかなと思います。FOMC後の利上げは無事に消化し、市場の関心はFRBによる来年の利上げの回数に移行している。リスク・オンの相場を期待している筋も多いが、現在の米国の景況感などを示す統計数字から将来を判断すると、クリスマス週なので、私は上にも、下にも動きが取りにくい週かなと思っています。今週は大きなイベントもないので、比較的穏やかなマーケットを予想しているが、クリスマス休暇で市場参加者が少ないこのタイミングで仕掛けてくることも十分あり得る。特に仕掛けがなければ、為替は原油価格とNY株式市場の値動きに連動しそうです。

 

また、また、来年の利上げのペースはせいぜい2回が限界と個人的には判断していますが、市場は既に利上げの回数を4回とか思っている様子。しかし、利上げのペースの前に、下げどまらない原油価格に、不安定な株式市場、新興国の通貨安・・・何度も指摘していますが、ドル・インデックスの上昇は新興国からの資本流出・資源国通貨安を招き、原油等の資源価格を下落を招く。原油価格の下落は株式市場の下落を招く。また、新興国や資源国からの資本流出に伴う米国への資本流入は、新興国のドル需要は逼迫し、さらにドルの価格を上昇させることになるが、こうした循環に陥るとリスク回避モードとなり、円がドル以上に買われる傾向が強い。こうした非常事態が、年末に起きなければ市場は比較的に穏やかであろう。

 


 

Shortman’s View ①:

 

先週金曜日、私は日報でわざわざチャートを掲載して、ダウの値動きを詳しく予測しました。

 

『ダウ1週間の値動き

ダウ1週間の値動き

株価は資産で、将来の価値を現在の価格に置き換えて形成されます。一番単純な株価モデルは、配当の割引現在価値モデルです。

 

「株価=配当÷期待収益率」

 

期待収益率は≒利子に置き換えられます。したがって、(利上げは)株価にはマイナスのインパクトを及ぼします。

 

昨日の株価下落で、米FRBの利上げ前の今週14日月曜日14日の終値にまでほぼ値を下げました。これでもまだFOMC開催前よりも高いです。来週からクリスマス休暇になります。今週末にはポジションを外す投資家が多いはずです。ショート・カバーの買戻しよりも、ロングしているポジションを外すと仮定すると、前週11金曜日の終値(17,265.21ドル)近くまで株価は下がるかも知れません。

 

 

 

先週のチャートを振り返りましょう。

赤い線が私の予想で、青丸が引け値です。

ダウ1週間の値動き

場中でさっさと17,265.21ドルを下回り、早々に相場を当て100点満点でした(๑˃̵ᴗ˂̵)و ヨシ!

 

いや、引け値まで踏ん張れば367.29ドル安の17,128.55ドルまで下落したので、120点満点だったかも知れませんが、欲はいけません。ダウで250ドルも抜けたら御の字ですよ。しかも、ただのYahoo!のチャートだけで(^_-)

 

皆さんは為替取引がメインだと思いますが、為替は先物取引で、株価指数も先物取引できます。また、海外の外為口座なら為替と同様に、株価指数もCFDで取引ができるので、儲かった読者の方も多いでしょう。

 

今週のダウは値動きを見ながら判断しますが、今の市場のテーマは「原油価格の下落」です。これに関して根本的な解決策が出てこない限り、テクニカル的な短期的が反発などは想定されますが、株価の下落基調は変わらないと判断しております。

 


 

Shortman’s View ②:

 

週足のチャートを見ておこう。起点になっているのは2014年7月9日の水曜日だ。1年半前のことなど誰も覚えていない。実はここは相場では非常に大きな転換点でした。2014年6月17日(火)18日(水)で行われたFOMCの議事録(Minutes of the Federal Open Market Committee June 17–18, 2014)が公開された日で、この議事録により、初めて量的緩和の解除に向けた出口戦略が話し合われたことが明らかになった日です。FOMCが量的緩和の終了と金利引上に関するコミュニケーションを取り始めた最初の日なのだ。

 

原油とドル・インデックス

原油とドル・インデックス

2014年7月9日(水)を境にドル・インデックスは上昇し、原油価格は下落を始めている(←マクロ経済分析をしていると、このタイミングでポジションを構築することができ、一年後の大きなリターンを得ることができます)。

 

サブプライム・ローン問題で、Citiグループの元CEOが「音楽が鳴り止まない限りダンスは止められない」と言ったらしいが、株価下落のタイミング(ゼロ金利解除)探しは2014年7月から始まっていて、商品市場や為替市場などのフロー市場はいち早く出口に向けて動き出していたわけだ。一方で、株式市場等の資産市場はフロー市場をほど敏感に反応することはなく、ダンスを楽しみ続けていたことになる。

今回はダウの株価が踏ん張っていることをわざと「オーバー・シュート」と呼んでいます。

オーバー・シュート

今はまさにダンスが終わり、ダンスホールからみんなが一斉に出口に向かい始めるかどうかの瀬戸際である。ダンスを踊り続けたいという気持ちもわかるが、どんな楽しいパーティも必ず終わりが来ることを忘れてはいけない。間も無くです・・・

 

“Enjoy the party, but dance close the door.”

 

今週もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

Shortman

 

注意:

投資は自己責任です。読者の投資判断の最終決定に、我々は一切関与しません。この情報を用いて読者の方が損失を被っても、我々は一切の責任を負いません。我々はNY市場が世界の金融市場の未来を決めていると考え、NY市場を中心に分析しております。我々が用いるデータ、チャート、ニュースは、誰でもインターネットで無料で用いることができるものだけを利用して、できるだけ正確に理解し、できるだけ完結に、かつ、わかりやすく皆様に伝えられるように心がけております。また、個別株の分析は行いません。先物(株価指数・為替・商品・一部オプション)のトレードに必要な情報のみ提供しています。

 

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