おはようございます。
昨日はFOMC議事録が公表されました。
Minutes of the Federal Open Market Committee
Many members judged that additional monetary accommodation would likely be warranted fairly soon unless incoming information pointed to a substantial and sustainable strengthening in the pace of the economic recovery.
びよ~ん!
ロイター, ドル下落、FOMC議事録受けて追加緩和の公算高まる=NY市場
円高・ドル安!
むむむっ。。。
ロイター, FRB、景気急回復なければかなり早期に追加緩和の公算=FOMC議事録
米国は経済指標上のデータは悪くない。
ここで緩和するのか・・・
恐ろしいなFRB。
間違いなく、根性と責任感が無いサラリーマンな日銀な連中にはできないな(苦笑)
でも、一瞬だが「それとも何か良くないことが起きようとしているのか?」と考えてしまった。
つまり、何かとんでもないくらい悪い事態が起こり得りそうなので(例えば、LIBOR詐欺事件)、先回りして、金融機関を救済しようとしているのかも知れない等、いろいろ考えてしまう。
FRB側の早期の実施には経済状況の改善が無ければと条件もあり、無条件に早期に実施される公算が高い訳ではない。
慌てるなと。
FRB側が考えるa substantial and sustainable strengthening in the pace of the economic recovery.のレベルは依然として不透明。
このレベルは政策担当者の手の中にある。
個人的には、米国は大統領選挙が控えているので、選挙結果がわかるまでは何もできないと思っている。
何もできないとわかるとマーケットはネガティブに反応するの危険性が高い。
量的緩和中毒な連中は麻薬中毒患者と同じ。
常に欲しがる。
だから今回の議事録にはこうしたことが書かれることをわかった上で、議題にした可能性もある。
量的緩和の余地はあるんだからねというメッセージだろう。
でも、これでジャクソン・ホールでのバーナンキ爺さんの講演内容も察しがつく。
識者の方々の意見もどうぞ。
う~ん。。。
量的緩和を実施する方も量的緩和したい中毒なのかも知れないな(笑)
あっぱれ!