おはようございます。
19日に日銀が量的緩和をアナウンスメントしました。
でもドル円は79.21円まで上昇も、その後は下落し本日は78.07円まで円高が進行しましたね。
Why?
ドル円のお勉強にはやはり佐々木融氏が良い先生です(ダントツかな)。
ロイター, コラム:量的緩和競争、円安狙いなら日銀の形勢不利=佐々木融氏
これを読んで勉強してみてください。
そして、ここ数回の彼のコラムも見直しましょう。
ロイター, コラム:円高阻止目的の「日銀外債購入」に潜むリスク=佐々木融氏
ロイター, コラム:米追加緩和期待でドル安、いつか来た道の教訓=佐々木融氏
ということを理解すれば方向性は見えてくるかな。。。
おまけですが、昨日はシカゴに本社がある有名なヘッジファンドの取締役の方と夕食を食べました。
いろいろ話をしたのですが、ユーロに関して彼の弁。
「政治的な問題だから欧州に育っていない我々には理解できないが、欧州の連中に言わせるとギリシャにしろ、スペインにしろ、イタリアにしろ、PIIGS諸国の財政問題が解決できないことを欧州人は知っている。米ドルよりもやはりユーロの方が危険性が高く、もう一度どこかのタイミングでドカンと落ちると思う」と言っていました。
彼の締めの言葉は・・・
「円高に気を付けるよ」