おはようございます。
Shortmanです。
先週の日報に書きたいこと書いたし、ポジションの仕込みは完了しているので、特別に書くネタがありません。
最近仕事で千葉の外房にある鯛の浦へ行ってきました。
肝心な用事が空振りで、こんなところまで来たのにと思った瞬間、急にを思い出してしまいましたね。
毎日毎日 ぼくらは鉄板の 上で焼かれて~♪
これぞ、まさに「ザ・サラリーマン・ソング」ですね。
自由を勝ち取れない、世界で勝負をしたい、単調な毎日のサラリーマンの損な生活。
わかります。
会社で、家庭で、立場がない。借家で十分なのに、日本の銀行を支えるために、自分の人生を一生去勢したままにする住宅ローンを組み、さらにはBBAな鬼嫁に虐げられ、広い世界に出れば…と叶わぬ夢を抱きたくなるものです。
しかし、このところ毒者の方から、「およげたいやきくん」から卒業できそうな気配を感じさせるお礼のメールが事務局へは多数寄せられております。
個人的には、言葉お礼より、おっ、布施明!が好きですが・・・
わかりませんよね…
週報は会員様ではない方々読んでいるから。お布施の話はするな!と事務局にきつく怒られています。
天邪鬼なので、事務局が騒ぐと、やります!
お布施!
お布施!
お布施!
冗談です。
しかし、感謝の気持ちと自慢のメッセージありがとうございます。皆さんが利益をだされていると知って私も嬉しいです。
※お布施があれば、もっと嬉しいです(冗談)。
先週9月19日週の概況:
日銀の金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC)が、9月20日・21日で行われることから、市場は週初から様子見ムード全開。101円台半ばから102円台の半ばで推移し、21日に日銀の金融政策決定会合で早期にインフレ率を2%にするべく、今までの評判がすこぶる悪く、たいした効果も出せなかった「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」路線から、短期金利を低めに誘導し、長期金利を高めに誘導するべく、「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」へ路線を変更した。日本の株式市場はそれを好感して上昇。それに連れられてドル円は一時102.78円まで上昇した。しかし、21日のNY時間にFOMCでFFレートの誘導目標となる政策金利を0.25-0.50%に据え置くことが決まると再び下落し、休日となっていた22日の東京時間には一時100.10円まで下落した。その後は財務省、記入長、日銀の三者会合が行われ、浅川財務官が「過度な変動や投機的な動きは経済の安定にとって望ましくない」と発言したことから、介入警戒感から円買いは一服した。
今週の予想レンジ:
98.00円~102.50円
今週9月26日週の予想:
日米共に材料出尽くし。円安への要因は見当たらない。一方、円高の要因は事欠かない。経常収支の黒字が長期にわたり確認される状況で、何もしなくても円高になり易い状況に加えて、米側の長期金利の低め誘導や、日本川の長期金利上昇を見込んだドル売り・円買いが起きやすく、さらには北朝鮮情勢等の地政学的リスクを懸念した円買い、欧州金融機関の資本や過剰債務の問題からのリスク回避的な円買いと、円高の要因はよりどりもどりのさつきみどり。
今週という意味で特に注目なのは、26日に予定されている民主党候補ヒラリー・クリントン氏と共和党候補ドナルド・トランプ氏の米大統領選TN討論会の開催であろう。これでトランプ氏が勝利を収めることになると、保護主義的な政策が採用される可能性が高まり、円高は避けられない。さらには、30日発表の8月米PCEコア指数には注意が必要。FRBのPCEコア指数が前年比2.0%上昇となるまで金融緩和をできるだけ維持している。前月7月は2%を下回って、同1.6%上昇となっている。今月も同2.0%を下回ることになると、当然円高要因で、さらには、FRBの年内利上げの可能性も低くなりそうな気がしている。
ただ、FOMCで利上げが延期されたことから、NY株価は堅調に伸びる可能性があり、リスク選好的な市場ムードが醸し出されると、円の急激な円高進行は期待しにくい。
定点観測:
ダウとドル円
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ドル円と米2年債利回り
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ドル・インデックスと米2年債価格
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VIX
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VIX:VXV
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金価格
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原油価格
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Shortman’s View:
最後に、日銀金融政策決定会合に米連邦公開史上委員会(FOMC)と全ては想定した通りでしたが、思いの外円高に向かわない。そうなんです。唯一想定外だったのが、浅川財務官の口先介入。為替介入がどんなものかを知らない人々が、金融業界やFX投資家に最近多いせいか、今の日米の経済状況を考えれば、日本政府の介入なんてできっこないのもわからないのかと。
時間の問題なので、放置しておけばまた円高へ向かうと思いますよ。
先週の週報で書いたこと。
次に、米国は利上げ期待を背景とした金融引き締めと株安・商品安につながるドル高を避けたいので、FRBは長期金利を比較的に低めに誘導する(イールド・カーブのフラット化)オペレーションを行っている。
さらに、現状で日米実質金利差(米国の実質金利―日本の実質金利)はマイナスなので、日本の実質金利が米国よりも高い状況ですので、自然と円高になり易い。
そんな状況では、金融政策でイールド・カーブのスティープ化を日銀が打ち出しても、長期的な金利見通しが低い米国のドルが売られて、金利見通しが高い日本の円が買われてしまう可能性が高く、円高へ向かってしまうという。
そして、実際はというと。
日銀の金融政策決定会合で早期にインフレ率を2%にするべく、「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」から、短期金利を低めに誘導し、長期金利を高めに誘導する、「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」へ舵を切った。一方で、FOMCでは予想通り利上げを見送るだけでなく、FOMCの経済予測では政策金利見通しが下方修正されたことからもわかるように、日本は長期金利を高めに誘導し、米国は長期金利を低めに誘導すのだから、当然に私が予想したように、円高・ドル安方向への圧力がこれからジリジリと加わるでしょうね。
毒者の皆様が、一日も早く「およげたいやきくん」な日常から解放されることを祈りつつ、今週も頑張り「鯛と思います。
Good Duck!
Shortman