おはようございます。
Shortmanです。
先週もまた時間だけが無駄に過ぎた相場でした・・・しかし、その分、面白い分析ができたので、先週末のセミナーで真面目に講義してしまいました。
その夜には、家に帰宅した後も、セミナーのテーマを真面目に分析してしまい、昨日は一部の投資家の方々にそのレポートを送りました。
今回のセミナーの中身は来年以降のトランプ氏の政策をどう見るのかってことなんだけど、それをレーガノミクスの時と比較しながら自分なりの予測をして、資料を作り直したので、セミナーの動画を見る前に、特別レポートとして会員様限定で公開します。
先週12月5日週の概況:
4日に行われたイタリアの憲法改正を問う国民投票で、憲法改正案が否決され、イタリアのレンツィ首相が辞任を表明したことで、週初5日の東京時間にリスク回避の円買いが入り、ドル円は一時112.84円まで下落した。しかし、市場は既に織り込み済であったため、その後はトランプ氏への政策期待から、株式市場が連日最高値を更新する中、リスク選好度が上昇し、9日は115.36円37銭まで上昇しました。やや円高への期待もしつつ、115円前後までの戻りも想定し、動きの無い相場を予想していましたが、先週は円安に運ばれてものの、動意は少なかったと思います。
今週のレンジ:
112円~116円
今週12月12日週の予想:
13日(火)・14日(水)で連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、現行の政策金利である0.25%-0.50%から、0.25%アップした0.50%-0.75%へ引き上げられると予想している。この利上げについて市場は既に織り込み済と思われ、実際の利上げを受けて、材料出尽くしとなると想定しているが、堅調な株式市場を受けて、投資家マインドはリスク選好的と思われ、ドル円は底堅く推移しるかも知れない。また、来年以降の利上げのペースをFOMCのメンバー達がどう考えているのかで、ドルの動向が左右されるので、将来的な金利見通しには注意が必要。
定点観測:
ダウとドル円
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ドル円と米2年債利回り
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ドル・インデックスと米2年債価格
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VIX
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VIX:VXV
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金価格
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原油価格
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今週は13日(火)・14日(水)で連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されます。結果を待ってから相場の方向性を見て、ポジションを構築するようにしたいと思います。
今週もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
Shortman