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為替日報(2017年2月1日)

おはようございます。

 

Good Duck!です。

 

Bloomberg, ドイツ、ユーロの「甚だしい過小評価」を悪用とトランプ氏側近-FT

 

トランプ大統領が誕生した前後から相場には大きな動きが出ています。

 

その動きを円高要因と円安要因に分けてみました。

 

①減税・公共投資等の財政政策と規制緩和による景気浮揚効果 → 株高へ(リスク選好)・円安

 

②貿易戦争・国境税への懸念・入国制限・米司法長官代行解任 → 不安定化 → 投資家心理悪化 → 株安へ(リスク回避)・円高

 

③保護主義的ドル高牽制発言 → ドル安誘導 → 円高

 

現在までのところ、円高優勢。こうしたいくつかの選択肢が出揃うまでは相場の方向性は掴み難く、大統領選後の上げ相場の動向を静観していました。しかし、トランプ氏が大統領に就任する少し前位から、彼の本性が剥き出しになり始め、情報が漏れ伝わり始めると、ようやく私も方向性が見え始めました。まだ実態が見えないので、断言はできませんが、私なりに投資家の皆様にメッセージを送り続けていました。

 

2017年1月18日

 

「とはいえ、アメリカの製造業を再興させようとか、アメリカ人の雇用を守ろうとか、そんな保護主義全開のトランプ氏の発言を聞いていて、ドル高を信じることはできないので、Shortmanは円高予想です。」

 

「ちょいと様子見しながらも、アメリカ第一を唱えるトランプ氏に「ドル高は無い」という基本スタンスは変えないでおこう。」

 

「『まずは目先110-112円。少し長めには見て100円。但し、雇用統計などで多少の上下あり。』」

 

2017年1月19日

 

「市場は不安材料が嫌いで、安定材料が好きということを理解していれば、イエレンFRB議長のぶれが少ない今回の講演内容は安心感を与え、買戻しに繋がります。」

 

2017年1月20日

 

「ゲーム論で考えれば、結論はわかりきっている。トランプ氏は米国の製造業とその雇用を守るために「保護主義」を堂々と専念しているのであるから、ドル高になろうはずがない。」

 

「しかし、トランプ政権としては、ドル高は肯定しつつも、現段階でのドル高は製造業の輸出にはネガティブで、そうなると白人ブルーカラー層の雇用は増えない可能性が強い。ドル高はこれから行おうとする政策の効果を相殺してしまう可能性が強いので、ドル高を牽制する口先介入をしているということであろう。ドル高になって得をするのは中国、日本、欧州、メキシコと米国へ輸出をしている国。保護主義を掲げるトランプ氏がドル高を放置するとか思って、ドル高に期待するポジションを構える奴はオツムがトランプだ!」

 

2017年1月23日

 

「『実質実効為替レートは歴史的に見て既に過去最高レベルの円安水準。保護主義を掲げるトランプ政権がドル高・円安にすると考えている人は、日経新聞とか東洋経済とかの記事を真面目に読んでいる人。洗脳され過ぎか、頭がトランプ…(^^;;』」

 

1月24日

 

「最近、私は「米国が製造業を守り、雇用を拡大しようとする保護主義で、ドル高は無い!」と述べています。」

 

2017年1月26日

 

「減税・規制緩和・インフラ投資は景気を良くするので、株は買われる。しかし、金利が上昇して政策の効果をクラウンディング・アウト(相殺)する可能性もある。金利が上がればドル高になり、輸出産業、特に、製造業が打撃を受ける。雇用を守ることは、製造業を守ること。製造業を守るにはドル高は悩ましい・・・はず。」

 

1月30日

 

「こうした彼の言動が市場に不安定化と不確実性をもたらし、市場はリスク・オンになりきれず、コロコロと谷底へと落ちていくことを危惧する今日この頃、皆さんはいかがお過ごしですか?」

 

そして、昨夜はとうとうターゲット近傍まで来てしまいました。

 

ロイター, ドル一時112円近辺、米政権が貿易相手国の通貨政策批判=NY市場

 

トランプ大統領は「(右翼的な)ジャイアン様」だから、主張がとてもわかり易いですね。

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