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為替日報(2017年3月15日)

おはようございます。

 

Shortmanです。

 

昨日は主張に出てまして、レポートの配信をお休みさせて頂きました。FOMCを前に動きもさほどないし、ニュースもないと思われたので、

 

最初にアメリカの連邦債務の上限の問題について。

 

簡単に理解するには、2016年6月1日のレポートから結論だけピックアップ。

 

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したがって、社会全体ではこのようになります。

日銀と民間銀行の統合されたバランスシートに存在する貸出と国債の合計が、民間の非銀行部門の保有する現金と預金の合計(マネー・ストック)に等しくなっています。

 

これは非常に面白いことを示唆しています。

 

確かに最終的には赤色部分の政府支出(財政赤字)は、青色部分も民間非銀行部門の貯蓄超過分で賄われています。

 

しかし、思い出して欲しいことがあります。

 

最初に青色の民間の非銀行部門の貯蓄超過が存在したのでしょうか?

​いえいえ、政府に財政赤字が生じる前には、貯蓄超過果は存在していません

 

あら、不思議。民間非銀行部門の現・預金が増えています!!!

 

赤字国債発行前には、家計や企業部門に貯蓄超過分は存在していなかったにもかかわらず、国債を発行するとマネー・ストック(現金+預金)が増加しています。

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政府債務が膨れると、国民の資産が増える。

 

つまり、政府債務が膨らまないと、国民の資産は増えない(ということで、株式市場も上昇しない)。

 

債務上限問題はここがポイント。

 

赤い部分が拡大している時は、預金・現金が増えて、株価も上がりますが、成長が止まれば預金・現金も増えず株価も上がりません。

 

次に、そんな株価が上がらない状況に陥るタイミングで予算教書が公表される。トランプ氏の経済・財政政策の具体的な内容がわからないまま相場を牽引した夢物語が、政策効果の分析が行われ、夢が現になってしまう。

 

その時市場はどうなるであろうか?

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