おはようございます。
Shortmanです。
米国は米国民の多くが北朝鮮の地理的な場所さえ知らない小さな国にもかかわらず、ICBMや核爆弾の実験なので、国際政治の舞台で翻弄されています。そして、米国の焦りがさらなる事態の悪化を招いています。
北朝鮮情勢を楽観視してこなかった私の予想通り、緊張が増幅しております。
ロイター, 米国、国連北朝鮮制裁の11日採決望む=ヘイリー大使
窮鼠猫を噛む・・・
北朝鮮への制裁を強めれば強めるほど北朝鮮は反発するという。
そして、元来朝鮮は志那の属国ですので、今もって中国が北朝鮮を支援するのは理解できます。
また、ソ連は北朝鮮建国に対して、抗日パルチザンの金日成を推した訳ですから、当然に北朝鮮とロシアとの関係は相当深い。
Bloomberg, プーチン大統領、北朝鮮への制裁強化を拒否-中国と歩調合わせる
こうした関係を理解していれば、米政府も中国(Bloomberg, 米国が中国の知財侵害調査を正式開始、通商法301条下で-USTR & Bloomberg, 米政府、北朝鮮制裁で中国の銀行を対象に追加-金融システムから遮断)やロシア(ロイター, トランプ米大統領、対ロ制裁強化法案に署名 ロシアは批判)との関係を悪化させるようなことはしない方が得策なんですが、そこは世界の破壊王・トランプ大統領のオツムでは考えつかなかったようですね(^_-)
「戦争なんて起きる訳が無い」、「最後には戦争は回避される」・・・なんて思っている人も多いだろうが、戦争は債務の問題を隠し、さらに債務を膨らますには最高のツールであるから、皆さんが思うほど楽観視はできない。
米国は速やかに解決しなければならない政策上の重要な課題に米国の債務上限問題がある。既に債務不履行に伴う格下げの可能性も報じられている。
ロイター, 米国はトリプルA格付け喪失へ、債務不履行なら=ムーディーズ
政府機関の一部閉鎖に加え、債務不履行が生じるかも知れない米国。米政府資金の枯渇のタイムリミットが今月末に迫る中、いよいよ米朝の緊張関係が・・・。
ここから先は Shortman会員 限定です。
Shortman為替レポートの10日間無料購読キャンペーンはこちら