おはようございます。
Shortmanです。
通貨としての機能と資産としての機能を併せ持つような金融商品が存在すれば非常に便利だと思うかも知れません。簡単に言えば、公共事業を行う会社(例えば、NTT、電力会社、ガス等)のような定額配当に近い会社の株券が通貨として決済に使われている姿を想像しましょう。
その株券を電子的に細分化して、個人間で取引を行わせ、決済手段としての通貨と富を生み出す資産の両方を備える金融商品に変えることは、極めて簡単です、別にビットコインである必要はないです。むしろ、裏付けになるお金を産み出す事業が存在するだけ、仮想通貨よりもまともな気がします。
もちろん国債という政府の債務を裏付けとする中央銀行制度の下での通貨の未来も明るくは無いです。正直に書けば、いつかは消えるでしょう。
皆さんがどのような幻想を抱いているかはわかりませんが、ビットコインは富を生み出す裏付けとなる資産なんて何も無い地域限定の商品券みたいなもので、信じている人のコミュニティの中では使えるだけのもので、ビットコインの価格の上昇とブロックチェーンだとかの技術的なことは関係ありません(その技術は非常に有益だとは認めますが、通貨とかの分野ではない世界で非常に役立ちそうな気がしますね・・・)。
それ自体が価値を産み出さないのに価格が上昇し続ける理由は?
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