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為替週報(2017年9月25日)

 

おはようございます。

 

Shortmanです。

 

我らの逆張り指標が・・・

 

『武者リサーチの武者陵司代表は株式市場の動向について、これまで米国経済への警戒感と円高によって上値を抑えられていた株価は、米株高と円安の後押しを受けて上昇に転じる局面を迎えたと指摘する。また為替について、ドル=115円を超える大幅な円安の可能性も視野に入ってきたと語った。』

 

ビデオをよく見ましょう。

 

ロイター, リスクオンで株高・円安再開へ、ドル115円も視野=武者陵司氏(22日)

 

う~ん、なるほど!

 

文章もありますよ。

 

ロイター, オピニオン:株高円安加速へ、秋晴れのシグナル点灯=武者陵司氏

 

『北朝鮮情勢については、軍事的挑発の日常化で市場は耐性を高めており、日本に物理的被害が及んだり、米朝軍事衝突に発展したりしない限り、相場の上昇トレンドが根底から崩れることはないと読む。年末のドル円レート見通しは115円、北朝鮮リスクの後退も手伝えば120円もあり得ると予想する。』

 

おー!

 

逆張り指標が本格的に稼働し始めました!

 

さ~て、瓜の漬け時かな(^_-)

 

JPモルガンの佐々木さんのコラムを読んでみよう。

 

ロイター, コラム:日本株を押し上げる「ドルの次に弱い円」=佐々木融氏

 

『つまり、日本の株式市場は最弱通貨ドルと円の交換レートであるドル円相場に見切りをつけ、円の全体的な強弱を示す円名目実効レートに着目した動きを始めたようにみえるのだ。

 

ドル円相場はドルが弱いためここからの上昇はそれほど多くを望めず、恐らく114円台に乗せられるかどうかという程度だろう。しかし、ドルと円が両方とも弱い状況が続けば、クロス円での円安基調は続き、結果として円名目実効レートはさらに下落を続ける可能性がある。

 

円名目実効レートは2015年6月につけたボトムに比べればまだ14%も高い。過去1年間の相関関係がそのまま続くとすると、円名目実効レートで1%円安が進むと日経平均株価が300円程度上昇する計算となる。日経平均株価は、円安が現状レベルから5%進むと、2万1700円程度、10%なら2万3100円程度まで上昇する計算となる。

 

今後、為替相場から日経平均株価への影響を考える上では、ドル円相場ではなく、円名目実効レート、つまり、ユーロ円、英ポンド円、豪ドル円などのクロス円の動向を幅広くみていく必要があるだろう。』

 

なるへそ。

 

日経平均とドル円


これを見る限りリンクしているけど…

 

でも、今後は円の名目実効レートに注目すべきとのこと。

 

ちなみに先週9月22日の私のレポートにはこう書いていますよ。

 

『上げて114円までと見ています。その後は円高に向かって・・・祈ります!』

さぁ、どうなるかな?

 

2017年9月18日週の概況:

 

19日と20日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるのを前に週前半は小動き。20日のFOMCでは予想通り政策金利は据え置かれ、10月からFRBのバランスシートの縮小が開始されることがわかった。一方で、年内の利上げ見通しに関しては16名のメンバーの内、12名が依然として利上げを支持していることがわかり、年内追加利上げを見込んだドル買いが入り、21日にドル円は週間高値となる112.71円まで円安が進行した。

 

2017年9月25日週の予想:

 

FOMC後で一番注目しておかないといけないのは米国のインフレ関連指標。年内利上げの可能性を残しつつも、米国のインフレ率の鈍化の具合は積極的なドル買いを押さえると予想。一方で、日本政府は2019年10月から実施予定の消費増税分を子育て支援や教育無償化の財源を加える検討に入っており、8%から10%への増税分の約8割を財政健全化に回すとした使途割合も見直す可能性が浮上しており、2020年度にはプライマリーバランス(基礎的財政収支)を黒字化するとの目標が先送りされる可能性が出ており、円を積極的に買う理由も見当たらない。その為、小動きな展開を予想。

 

今週のドル円予想レンジ:

 

111.00円~113.75円

 

定点観測:

 

ダウとドル円


ドル円と米2年債利回り


ドル・インデックスと米10年債利回り


VIX


金価格


原油価格


Shortman’s View:

 

短期的な値動きには興味が無いですが、クロス円での円安の進行具合を観察しながら円の実効為替レートに注目しておくのは良いのだが、政治的な背景からクロス円の上昇余地もそれほど大きいとは私には思えないんですよね。

 

Bloomberg, ユーロ下落、メルケル氏4選確実も独連立協議は難航との見方

 

Bloomberg, NZドルが下落に転じる、総選挙後の連立樹立の見通し不透明で

 

もちろん短期的な値動きかも知れませんが・・・

 

こんなのだってポンド売り要因だと思うけどな・・・

 

Bloomberg, ムーディーズが英国を1段階格下げ-財政圧力の悪化を懸念

 

今週もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

Good Duck!

Shortman

 

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