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為替日報(2017年10月3日)

 

おはようございます。

 

Shortmanです。

 

米国内で大きなテロがいつか起きるだろうと思っていたらとうとう起きましたね。

 

ロイター, ラスベガス乱射で59人死亡・数百人負傷、米史上最悪

 

今月末は米国へ出張なので、何とも言えないタイミングの事件で少々不安になっております。とりあえず、人の多いところを避けようと思います。

 

さて、恐慌には陥らないという意見がございます。そういう人達の多くのは、Ponzi Schemeの頂点に君臨する中央銀行家の意見を盲目に信じる人々です。

 

FRBのイエレン議長は今年の6月にこう述べています。

 

CNBC, Yellen: Banks ‘very much stronger’; another financial crisis not likely ‘in our lifetime’

 

Yellen also predicted that because of the measures the Fed has taken, another financial crisis is unlikely “in our lifetime.”

 

次の金融危機は我々が生きている間には置きそうもない。

 

イエレンFRB議長の年齢は71歳。彼女があと何年生きているか知らないが、それほど長い時間ではないかも知れない。

 

そして彼女はこういうことも言っている。

 

Yellen said the Fed has learned lessons over the years, not merely since the financial crisis but through much of the late 20th and early 21st centuries about risk and the Fed’s need to be vigilant against more permissive economic and monetary policies that prevailed.

 

FRBは金融危機からだけでなく、20世紀後半から21世紀前半に生じたリスクから多くのことを学んできたと。そして、より緩和的な経済政策や金融政策には警戒しないといけないと。

 

では、FRBがこれだけバランスシートを膨らましてきたことがあったであろうか、いや、FRBに限らず世界中の中央銀行がバランスシートを膨らましてきた経験があったであろうか。実際には無いので、そこから生じ得るリスクを誰も完全にはわかっていない。

 

出所: FRB, Credit and Liquidity Programs and the Balance Sheet

 

そして、より緩和的な経済政策や金融政策には警戒が必要だと主張しながら、バランスシートを膨らますのにはpermissive(寛容な)だったのは論理的に矛盾している。

 

誰も経験したことがないにもかかわらず、次の金融危機は生じないとどうしていえるのでしょうか?

 

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