Shortman為替レポートを10日間、完全無料で受け取り、まずは稼いでください。

為替日報(2017年10月12日)

 

おはようございます。

 

Shortmanです。

 

少し今日は勉強から。

 

「永久劣後債」という債券があります。

 

野村証券によるとこの「永久劣後債」の意味は以下の様になります。

 

『債券の発行体が法的に倒産した際の清算時において、一般無担保社債や優先社債に比べて元利金の弁済順位が低い「劣後債」のうち、償還期限のないものを指す。通常は、発行体が途中で繰上償還する取得条項が付けられている。』

 

資金回収の順番が一番最後だよということで、その代り利回りが高くなっています。

 

この永久劣後債を金融機関も発行しておりまして、金融機関が発行したものを「AT1債」と呼んでいます。

 

ここまでは大丈夫ですか?

 

なぜ金融機関がAT1債を発行するかというと、BIS規制で金融機関の自己資本に算入することができるからです。欧州金融危機の際に自己資本の増強を迫られた欧州の金融機関はこのAT1債券を発行して、自己資本比率を高めたということになります。市場規模は推計1500億ドル(約17兆円)と思われます。

 

しかし、このAT1債券は元本が毀損する可能性があるだけでなく、利払いも行われなくなるリスクがあり、これらAT1債を保有する投資家は何らかのヘッジ手段を手に入れておく必要がありました。

 

ということを理解した上で、以下のニュースを見てみましょう!Big Shortを待ち続けるShortmanにはとっても気になるニュースです。

 

Bloomberg, Goldman Has a New Way for You to Bet on the Next Banking Crisis

 

※言葉が少な過ぎるのでよくわからないと思いますが、日本語版もありました。

 

Bloomberg, ゴールドマンとJPモルガン、次の銀行危機巡る取引手段を提供

 

要はこういうことです。

 

ここから先は Shortman会員 限定です。

Shortman為替レポートの10日間無料購読キャンペーンはこちら

ブログランキング応援ぽち

Shortmanのブログランキング1位獲得を目指して応援ポチをお願いします!!

人気ブログランキング

注意

投資は自己責任です。読者の投資判断の最終決定に、我々は一切関与しません。この情報を用いて読者の方が損失を被っても、我々は一切の責任を負いません。我々はNY市場が世界の金融市場の未来を決めていると考え、NY市場を中心に分析しております。我々が用いるデータ、チャート、ニュースは、誰でもインターネットで無料で用いることができるものだけを利用して、できるだけ正確に理解し、できるだけ簡潔に、かつ、わかりやすく皆様に伝えられるように心がけております。また、個別株の分析は行いません。先物(株価指数・為替・商品・一部オプション)のトレードに必要な情報のみ提供しています。

Powered by WishList Member - Membership Software