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為替週報(2017年10月23日)

 

おはようございます。

 

Shortmanです。

 

日銀ウオッチャーには朗報かも知れないニュース。

 

金融でAIというとついつい自動売買のことだけを考える胆略的な人々が仰山おりますが、個人的にはこういう分野での活用が期待される訳ですね。日銀の黒田総裁の表情と金融政策の変更の間の相関関係を分析したらしいです。

 

ロイター, 焦点:世界初、AIで日銀総裁の表情解析 政策予想に応用も

 

『東京大学出身の研究者らが、日本銀行の金融政策決定会合後に開催される黒田東彦総裁の記者会見の映像を人工知能(AI)モデルを使って分析し、その表情と金融政策の変更との間に相関関係を確認したと発表した。世界初の試みとされ、将来的に、日銀が次の会合で金融政策を変更するかどうかの予測に応用できる可能性がある。』

 

個人的には日銀の政策変更などには興味が無いので、やはりイエレンFRB議長の感情と政策の間の関係を見つけて欲しいと思っていますが、今回の研究者達もそこへの応用を考えているようです。

 

『水門氏は今後の展望について、米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長や欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁についても解析してみたいと語る。既に運用会社から問い合わせが寄せられているという。』

 

実に素晴らしい!

 

2017年10月16日週の概況:

 

米朝関係に加えて、スペインの政情不安がある中、スタンフォード大学のテイラー教授がトランプ大統領に好印象を与えたというニュースや、株式市場が高値を更新するなどのニュースに加えて、米18年度予算案が米上院を通過したこともあり、16日(月)の111.64円を週間安値に、その後は継続してドル円は上昇し、20日(金)には週間高値となる113.56円まで円安が進行しました。

 

今週の予想レンジ:

 

111.50円~114.50円

 

2017年10月23日週の予想:

 

衆議院選挙は自民党の圧勝で、政策の連続性による安心感や、景気対策への期待から、目先は株高・円安の展開を想定していますが、その後は増税や財源の問題から様子見になるかなと。注目すべきは27日の7-9月期の米GDP(速報値)と考えています。

 

定点観測:

 

ダウとドル円


ドル円と米2年債利回り


ドル・インデックスと米10年債利回り


VIX


金価格


原油価格


Shortman’s View:

 

個人的な関心事は目下FRB議長人事。

 

イエレン現FRB議長が再任されるのか、はたまたパウエルFRB理事が選ばれるのか、それともスタンフォード大学のテイラー教授が選ばれるのか、非常に見極めが難しいです(ご存知だとは思いますが、個人的にはテイラー教授を推していますが・・・私のFRBに与える影響力はゼロです!)。

 

彼女はまだFRB議長の地位に留まっていたいのであろうか?

 

Bloomberg , イエレン議長:非伝統的手段を擁護、実績強調-後継人事が不透明な中

 

イエレン現FRB議長の再任が起きれば別ですが、そうでないとすると個人的な最有力候補であるテイラー教授とパウエルFRB理事との一騎打ちになります。テイラー教授を選ぶとFOMCメンバーの経験がない人材を選ぶことになるし、パウエル理事を選ぶと、現在のFOMCのメンバーではあります。しかし、グリーンスパン、バーナンキ、イエレンと3代続いた経済学のPh.D.(博士号)取得者ではない人材が議長に就任することになります。

 

果たして誰が選ばれるのか…

Good Duck!

Shortman

 

 

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