おはようございます。
Shortmanです。
北朝鮮がまたミサイルを発射させましたね。
Bloomberg, 北朝鮮の「ICBM級」ミサイル、核開発前進を示唆-米東部も射程か
しかし、相場の反応はほとんどなし…
Bloomberg, ドル・円は上昇、北朝鮮ミサイル発射には反応限定-111円後半
危機感が無いというか何というか、今すぐに戦争にはならないと投資家もわかっているのでしょう。
ただ、こうした行動はどうかとは思います。
私は政治家や官僚の判断で作動を止めるとかはしない方が良いと思います。
さて、パウエルFRB次期議長が議会の指名公聴会で発言を行いました。
Bloomberg, パウエル次期FRB議長:米労働市場にさらなる増強の余地
『米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長に指名されているパウエル理事は28日、米労働市場に関して、インフレ懸念を喚起することなく一段と力強さを増すことが可能だとするハト派的な見解を示した。』
ハト派的・・・と解釈されてドル安へ向かったが、その後は上院の予算委員会で税制改革法案が承認されたことで、ドルは買い戻しされている。
基本的にはハト派のようにみえるが、極めて現実的な視点で金融政策と規制を捉えていると思います。実務家出身のFRB議長として今後が楽しみですが、週報に記載したこと見逃さないように・・・
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面白い記事。
ロイター, コラム:薄氷の米経済、FRB利上げ慎重でも自滅のリスク
『ロンドン大ゴールドスミス校の経済学上級講師、ジョンナ・モンゴメリ氏は、FRBが今試みているのは2004─06年と同じ「皿回し」だと手厳しい。金利を徐々に引き上げることで、経済成長のエンジン役を果たせる程度に家計債務が増え続けることを望んでいるという。』
金利引上は時限爆弾のスイッチ。
思い出して欲しいこと。
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