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為替日報(2017年12月1日)

 

おはようございます。

Shortmanです。

 

今年も残すところ1ヶ月となりました。

相場はレンジ相場入りの様相を呈しており、全然儲かりません・・・

そんな時でもBig Shortを信じて待つのがShortmanですので。

待ちます!

相場で大事なのは「歴史」。歴史が目に見える形になったのがチャート。チャートはいつの時代も無くならない。あなたの資金は無くなるのに…(^^;

ちょいと気になるコラム。

ロイター, オピニオン:2018年は景気の主役交代、金利上昇の新局面へ=青木大樹氏

過去のFRBの利上げ期を見ると、10年金利が2年金利を下回る、いわゆる「逆イールド」現象を引き起こしている。そして、逆イールドが起きた数年内に、景気後退が発生した。1990年代半ばの利上げ期は、逆イールドにこそならなかったものの長短金利差がゼロ近傍に落ち込み、メキシコやタイで通貨危機が起きてバブルが崩壊している。利上げのペースが速過ぎると10年金利の上昇が追いつかず、逆イールドが発生。そうなると、グローバル市場での資金の流れが大きく変わるためと考えられる。』

今週月曜日の週報を思い出して欲しい。

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面白い記事。

ロイター, コラム:薄氷の米経済、FRB利上げ慎重でも自滅のリスク

『ロンドン大ゴールドスミス校の経済学上級講師、ジョンナ・モンゴメリ氏は、FRBが今試みているのは2004─06年と同じ「皿回し」だと手厳しい。金利を徐々に引き上げることで、経済成長のエンジン役を果たせる程度に家計債務が増え続けることを望んでいるという。』

金利引上は時限爆弾のスイッチ。

思い出して欲しいこと。

2000年にITバブルが崩壊して、2001年にはNYで多発テロが起き、2002年にはエンロンの不祥事と続き、米国経済は大幅に景気が後退しました。

その時のFRBは2000年には6%だった政策金利を、当時の下限1%台にまで下げました。金利を下げて景気を回復させようとした訳ですが、その低金利が住宅市場をバブル化させていきます。

リスクを上手に外しているかのような金融商品が氾濫し始めます。MBC(住宅担保証券)やCDO(債務担保証券)が大量に組成され、投資かはこぞって購入しまくります。需要が需要をさらに呼ぶバブル状態になり、2004年頃からは支払い能力の低い層へも積極的に貸出(サブプライムローン)を増やしては、金融商品を組成して販売することを繰り返しました。

2004年6月頃からFRBが今度は金利を緩やかに上昇させ始めると、当然のことながら支払い能力の低い人々から破綻が生じてきます。

破綻した人の家は競売に掛けられ、中古住宅市場は伸び悩み、キャピタルゲインも望めず、次第にサブプライムローンのみならず住宅ローンの破綻も増え始めました。2006年5月には金利は5%となり、その後は2007年8月まで5.25%で推移しました。金利引上は破綻を連鎖させ、サブプライムローンや住宅ローンの不良債権化が進行し、その結果MBSの価値が毀損すると、それをベースとしたCDOやCDSといった金融派生商品の価値が著しく毀損して、皆さんがご存知のリーマン・ショックへとつながっていきます。

また同じことが起こるのか否かわかりませんが、備えあれば憂い無し・・・かなと思います。

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歴史は繰り返す・・・

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