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為替日報(2017年12月13日)

 

おはようございます。
Shortmanです。

 

鼻水が止まらないとどうも気分が優れないですね・・・
さて、私もかつては在籍していたヘッジファンド。今は衰退の危機にあるようで、寂しい気もしますが、当然のような気もします。
私が在籍していたCTAはコンピュータを駆使して指数先物全般のトレードを行うファンドで、どちらかと言えばAIのハシリみたいなところでしたから、株式のロング・ショートは行っていませんでした。ただ、投資銀行時代のお客様にはロング・ショートのファンドが多かった記憶があります。
『どちらかと言えば単純なこの戦略が、3兆2000億ドル(約363兆円)規模の業界を築いた。上がると思ったら買う(ロング)だけではなく、下がると思えば空売り(ショート)で「ヘッジ」するというのがヘッジファンドという名称の由来でもあった。しかし昨今では、この戦略は精一杯プラス評価しても、当てにならないというところだ。』
個人的に昔から不思議だったのです。
「何故にロングとショートで儲かる意味がわからない」
「利益が出ても最後は損が出るはず」
流動性の高い銘柄(例えばトヨタ)に投資を行えば、その銘柄は企業業績が特別悪くなければ、株価指数に連動して上昇します。
その時にアナリストがトヨタのバリュエーションを勝手に計算して、「割高だから売り、割安だから買い」とか決めても、日経225株価指数に連動して買われるのだから、「売りは不要だろう…」って思っていました。特にQEが行われて株価が長いこと上げている相場では、なかなか売りは難しいかなと。
『約9年にわたる上昇相場が終わるまで、ロング・ショート戦略の危機は少なくとも続くということに異論を唱えるものはあまりいない。そうなって初めて、株式ヘッジファンドが資産を守れるのか、あるいは利益を上げることができるかが明らかになるだろう。』
長期的に見れば、ロング・ショートって、上げ相場でロングした銘柄の利益を先出して、ショートした銘柄の含み損を先延ばししているに過ぎないのではないかと疑ったりもして、「最後はドボン・・・」かなとかも思いました。
個人的には中央銀行による株式市場の支配の拡大と、ネット環境の充実に伴う情報格差の解消とIT技術の進歩で、ロング・ショートのような微妙にインサイダーだったかも知れないような旧式ファンドは淘汰される運命なのかなと。

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