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為替週報(2018年2月12日)

 

おはようございます。
Shortmanです。

 

花粉症が酷くて、くしゃみを連発したせいで、またギックリ腰になってしまい、週報の配信が遅くなり、ご迷惑をお掛けしました。
ヘッドラインは異なりますが、インフラ投資へ2000億ドルの予算を提案していることが報じられております。インフラ投資の全体の規模は、政府予算が2000億ドルを見込んでおりますが、州や民間を合わせると1兆5000億ドルの規模とかなり大きな規模となる見込みです。
これが実現すると短期的にはドル高の可能性もありますが、それも政府債務の拡大があるか否かによると思われます。
その意味で、このニュースは今後のドル円相場に影響を及ぼす可能性が高いです

2018年2月5日週の為替概況:

2日金曜日に公表された1月の米雇用統計で賃金の伸びが加速したことで長期金利が上昇し、株価の急落を招いたことで5日月曜日に110.29円の高値をマークした後は円高への動きを加速させた。株式市場の持ち直しに連動する形で週央にかけてやや円安への動きを見せるが、その後は米政府機関の閉鎖懸念から再び長期金利が上昇し、株安になるとドル円も円高への動きを加速させ、9日金曜日には108.03円まで円高が進行した(先週の予想レンジ:107.50円~110.50円)。

実際のドル円:

108.03円~110.29円

2018年2月12日週の予想:

今週は14日に1月の米消費者物価指数や米小売売上高、15日には1月の米生産者物価指数の公表を控えており、値動きには注意が必要。特にインフレ圧力の高まりが意識されるようだと、FRBによる利上げのペースが加速するとの思惑から、日米金利差を意識したドル高・円安を見込む動きも見られそうだが、実際は長期金利の上昇を招き、株式市場を下押しする可能性が強いので、市場はドル安・円高へ動く可能性が強いとみています。

ドル円予想レンジ:

107.00円~110.00円

定点観測:

ダウとドル円


ドル円と米2年債利回り


ドル・インデックスと米10年債利回り


VIX


金価格


原油価格


Shortman’s View:

日銀の黒田総裁が続投なんでしょうかね・・・
大規模緩和によって日本経済をデフレとはいえない状況まで回復させた手腕に対する安部晋三首相の信頼は厚く、黒田氏の続投がアベノミクスの継続と市場の安定に不可欠と判断した。』
マジか???
Bloombergには課題が記されています。
『就任直後の2013年4月に導入した異次元緩和により、物価が持続的に下落するデフレに歯止めはかかったが、全国消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)の上昇率は1%に満たず、政府によるデフレ脱却宣言には至っていない。
新たな任期には課題が山積している。マイナス金利や長短金利操作などの施策を相次ぎ導入しても目を見張る物価上昇につながらず、金融政策の限界が指摘されている。国内総生産(GDP)に匹敵する500兆円を超える規模に膨らんだ日銀の資産縮小の影響を懸念し、出口戦略の早期着手を求める声も根強い。 』
そう、そこが問題です。
黒田総裁が行った金融政策は、2%という物価目標の為に量的緩和を拡大させたが、物価はほとんど上昇しなかったにもかかわらず、日銀のバランスシートには500兆円にまで国債残高が積み上がり、さらには国内ETFの75%(残高21兆円)のETFを保有して、国内株式市場を歪めるなど、金融正常化へ向けた出口戦略を難しくしてしまっただけだと私は個人的に考えています。

 

Good Duck!
Shortman

 

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