おはようございます。
Shortmanです。
暑い日が続きますね・・・(‘◇’)ゞ
7月18日の午後に大学院生にLineで配信した内容。
『 ダウも間もなく反転する可能性がある。 』
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『 ドルインデックスも天井で反転の可能性あり。 』
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『113円台から今週の上限113.5円までの間で、 瓜の漬物を仕込むのはその意味で面白いということ。 』
そして昨夜はトランプ大統領が本音トーク。
その結果・・・(๑˃̵ᴗ˂̵)و

昨夜の高値113.15円から112.06円まで一気に1円以上 の下げ(笑)
そして今朝の時点では110円台へ。
113円台から113.50円での瓜の漬物の仕込み・・・どんな もんだい!
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(ΦωΦ)フフフ…
2018年7月16日週のドル円概況:
米中貿易摩擦を巡る緊張は残るものの、 17日に半期に一度のパウエルFRB議長の議会証言が米上院銀行 委員会で行われた。パウエル議長は、米経済の見通しについて、 今後数年間は労働市場が堅調に推移し、 インフレ率もFRBが目標とする2% 近辺で推移すると語ったことから段階的な利上げ路線に変更はない として18日に113円台を回復。 原油価格の下落や新興国通貨の下落を受けて、ドル円は113. 16円の週間高値をマークした。しかし、 その後トランプ大統領がメディアとのインタビューでFRBの利上 げに不満を表明。 景気対策を行う中での利上げが邪魔をしているとの見方を示した。 一方で関税合戦では勝ち目がない中国が人民元安への誘導を行って いることへの牽制とも考えられ、 ドル高への間接的な介入とも考えられ、 20日金曜日には週間安値となる111.39円まで下落した。
2018年7月16日週の予想レンジ:
110.50円~113.50円
2018年7月16日週の実際のドル円:
111.39円~113.16円
2018年7月23日週のドル円予想:
週末未ニューチン米財務長官もトランプ大統領と同調するように中 国の人民元安誘導に為替操作の疑いがないか注視していることが報 じされていることや、 週末に開催されたG20でも貿易不均衡の是正に向けた具体的な合 意が取りまとめられないまま閉会しており、 ドル円の頭は重いと考えられる。
2018年7月23日週の予想レンジ:
119.50円~112.00円
定点観測:
ダウとドル円
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ドル円と米2年債利回り
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ドル・インデックスと米10年債利回り
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VIX
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金価格
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原油価格
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Shortman’s View:
19日のこのニュース。
メディアの連中の非難はFRBの金融政策の独立性を損なう恐れが あるというような論調だは、それは正直的外れ。
『CNBCによると、トランプ大統領は日銀と欧州中央銀行( ECB)が緩和的な金融政策を維持するなか、 FRBによる利上げで米国が「不利な」 立場に置かれる可能性があると懸念していると表明。 米大統領はこれまでFRBの政策、 およびドル相場を巡るコメントは控えてきたが、 トランプ氏のこの日の発言はこうした慣習に反するものとなる。』
肝心なテーマはドル高是正。いや明確に「 為替操作による人民元安への批判」 を強めるための布石だと思った。
トランプ米大統領は20日のツイッターへの投稿で、 通貨と金利を不当に低い水準に操作してきたと中国、欧州連合( EU)を批判。

そして、ムニューチン米財務長官の発言がニュースに掲載された。
『 長官は中国が米国との通商問題で為替を武器として利用しているか もしれないと懸念しているかとの質問に対し、「 武器か武器でないかといっているわけではない。 通貨安が不公平な利益をもたらすことは疑う余地が無い」と指摘。 「為替操作を行ったかを非常に注意深く精査していく」と述べた。 』
ぼく個人的には中国は為替操作国だと思う( 欧州と日本は意図的に低金利で自国通貨安に留めておこうという戦 略が透けて見えると思う)。
先週の16日(月) の為替週報に超珍しく人民元のチャートを掲載したのだが、 覚えているであろうか?
もう既に為替操作の問題に波及すると思っていたからだ。
何故かって?
貿易戦争では金融危機は怒らない。 貿易戦争が金融危機のキッカケになるのはどの経路をたどらないと いけないのかを考えれば自明だ。

僕は基本的に志那ネタは無視、 志那人も無視しているほど志那嫌いだなのだが、 この時だけは本当に超珍しく人民元チャートを掲載した。
狙いは「為替操作」の疑惑があることに対して、 警鐘を鳴らしたかったからだ。
2017年の統計をベースに考えてみよう。
米国の中国からの輸入額:5,063億ドル( 中国から米国への輸出額)
中国の米国からの輸入額は1,304億ドル( 米国から中国への輸出額)
その差は約4倍。
ドル・人民元相場が一定であれば、関税合戦で勝利するのは米国( 痛手を被るのは中国)。しかし、ドル高・人民元安になれば、 勝敗は変わっくる。
今、中国は関税分の輸出の落ち込みを、自国通貨安(人民元安) で切り抜けようと画策している疑惑がある。
通貨戦争という言葉が出始めた。
ムニューチン米財務長官は通貨戦争を否定したが、 貿易戦争から通貨戦争へ。
金融的事象へ変化してきたってことだね(^_-)
追伸、
明日は我が身だ。
Good Duck!
Shortman