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為替週報(2018年7月30日)

 

おはようございます。
Shortmanです。

 

トランプ大統領が余程嫌いらしい。
おまけに読者を上手に誘導しようとしているのが目に見える。
本当にメディアの連中は質が悪い。
トランプ大統領が4-6月期の米GDP(速報値)の公表後に行った3つの重要な発言について、実態と照合している。
●トランプ氏「われわれは過去13年間で最も高い平均成長率を達成する流れにある。もしこのままの成長ペースなら、米経済はジョージ・W・ブッシュ政権やオバマ政権の時代に想定されていたよりも10年余り早く規模が2倍になるだろう」
検証:商務省のデータでは、今年上半期の米経済は年率3.1%の成長だったので、下半期が同じであれば年間でも確かに2005年以降で最高のペースを達成する。
正しい。
記者:
しかしエコノミストの間では、成長率は今後鈍化するとの予想が一般的。なぜなら足元の強い成長は、駆け込み輸出という一時的要因がもたらしている面があるからだ。
●トランプ氏「われわれは先の選挙以降で370万人の新規雇用を創出した。これは選挙期間中には考えられなかった数字だ」
検証:2016年11月の大統領選以降で、米国の雇用が370万人増加したのは間違いない。
正しい。
記者:
ただしそれは想定可能な伸びであり、実際には幅広く予想されていた雇用創出鈍化の動きの一部としてとらえられる・・・エコノミストによると、失業者の減少もあって新規雇用は減速していく見込みだ。』
●トランプ氏「減税を実施して最初の3カ月で、海外から米国に3000億ドル超が流入した」
正しい。
検証:商務省のデータでは、昨年12月の税制改革により、米企業は今年第1・四半期に海外子会社から3056億ドルを国内に還流させた。
正しい。
記者:
だが大手企業がより資金を投じたのは配当支払いと自社株買いであり、彼らの手元資金量の方が投資機会よりずっと多いことを示唆している。』
記者が取り上げた3つの項目全てにおいて、トランプ大統領の現状認識は正しい。
しかし、この記者は今後の予測を持ち出して批判的に誘導している。
だからメディアは信用できない。
もし今後のことでトランプ大統領の発言を批判したいのなら、トランプ大統領の将来の見通しについての発言を検証すべきだと思います。

2018年7月23日週のドル円概況:

月末30日(月)・31日(火)で開催される日銀の金融政策決定会合で、黒田日銀総裁の異次元緩和政策の修正が検討されるとの憶測から週初23日(月)に週間高値となる111.54円をマークした後はドル売り・円買いに。その米欧首脳会談で貿易摩擦問題への懸念から26日(木)には週間安値となる110.58円まで下落した。しかし、米欧が貿易不均衡の是正で合意がなされるとドルがやや買い戻される展開に。しかし、日本の長期金利が上昇し続け、日銀の政策変更の思惑が根強いことが伺える中、27日(金)に4-6月期の米GDP(速報値)が公表され、前期比年率4.1%増となったが、市場予測よりも弱く再びドル売りになった。

2018年7月23日週の予想レンジ:

110.50円~113.50円

2018年7月23日週の実際のドル円:

110.58円~111.54円

2018年7月30日週のドル円予想:

7月30日(月)・31日(火)で日銀の金融政策決定会合が開催され、7月31日(火)・8月1日(水)でFOMCが開催されるので、その結果待ち。先に日銀の政策変更の確認があればドル売り・円買い。政策変更なければややドル買い・円売りの可能性。ただ、日本国債の長期金利が上昇してきており、今回日銀が政策変更しなくても、次回以降の会合での政策変更を見込んで、ドル円の頭は重くなりそう。また、FOMCが開催され日銀の翌日には会合の声明を公表されるので、その結果待ち。トランプ大統領がドル高を牽制する発言をしており、利上げ見通しについての内容は要注意。日銀の政策決定会合は異次元緩和の修正があると予想し、FMCは政策金利の変更はないと予想します。

2018年7月30日週の予想レンジ:

108.00円~113.00円

定点観測:

ダウとドル円

ドル円と米2年債利回り

ドル・インデックスと米10年債利回り

VIX

金価格

原油価格

 

Shortman’s View:

いよいよか?
『フェイスブックは既に打撃を経験済みだ。同社株は26日に19%安と、過去最大の下げを記録した。ハートネット氏は顧客向けリポートで、フェイスブックショックは「典型的なステージ終盤のイベントと述べ、投資家から可能性に対して熱狂的支持を集める「カルト株』のリーダー銘柄は、流動性の枯渇でボラティリティーが高まり、脆弱(ぜいじゃく)になる」との見方を示した。』
カルト株の表現が良い(^_-)
ITバブル崩壊前夜ってな気分。
FAANGとはもちろん違うが、FAANGが暴落すればテスラ株も道連れになる可能性がある。イーロン・マスク氏には期待しているので、大暴落したら買いたいな・・・

 

Good Duck!
Shortman

 

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