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為替週報(2018年8月20日)

 

おはようございます。
Shortmanです。

 

僕はいつでも円高派なので・・・この手のニュースは嬉しい。
トルコ発の新興国市場売りで危機がより広範囲に広がるとの懸念が強まる中、ここ数週間ドルは上昇傾向にあるが、対円でドル高が進行している状況ではない。米2年物国債利回りと日本の2年債利回りの差が拡大し続け、スプレッドがこの10年余りの最大近辺となっているにもかかわらずだ。投機家にとってはさらに悪いことに、ドルの対円での下げはまだ始まったばかりである可能性をテクニカル指標が示唆している。』
世界最大の債権国である日本の通貨が買われる時。それは必ず危機の時・・・

2018年8月13日週のドル円概況:

前週から引き続きトルコ情勢の不安定化の影響で縁が買われ、ドル円は週初13日(月)に週間安値となる110.10円まで下落したが、各国通貨に対してのドル高の流れも強く、ドル円はそれ以上の下値にはならず。14日(火)にトルコ・リラが反発すると、ドル円もやや値を戻し15日(水)には週間高値となる111.42円まで買われた。しかし、米トルコ関係の悪化に見られるようにトランプ政権の保護主義への懸念が強く、ドル円の上値も重く、再び110円台半ばで取引を終えている。

2018年8月13日週の予想レンジ:

108.50円~112.50円

2018年8月13日週の実際のドル円:

110.10円~111.42円

2018年8月20日週のドル円予想:

今週米中次官級の通商協議の報道を受けて、問題解決に向けての期待が高まり、米中貿易摩擦懸念が後退し、ドル売り・円売りが生じている。しかし、米中関係の緊張緩和はNY株高をもたらし、ドル買い要因にもなり得る。またトルコにおける地政学的リスクの高まりや新興国通貨安によるドル買い要因は消えていない。今週はFOMC議事録の公表に加え、世界各国の中銀総裁が集う毎年恒例のカンザスシティ連銀主催のジャクソンホールでの経済シンポジウムが予定されており、様子見ムードが漂うものの、リスクオフへの警戒は消えていない。

2018年8月20日週の予想レンジ:

108.50円~112.50円

定点観測:

ダウとドル円

ドル円と米2年債利回り

ドル・インデックスと米10年債利回り

VIX

金価格

原油価格

Shortman’s View:

読むべし。
『米連邦準備理事会(FRB)、欧州中央銀行(ECB)、日銀、イングランド銀行(英中央銀行、BOE)という世界の4大中銀は、2009年の金融危機以降、世界経済に約13兆ドルの資金を流し込んできた。しかし来年は2011年以来初めて、世界全体で資金供給額よりも吸収額の方が多くなるのだ。』
僕はトルコ・リラや南アフリカ・ランドからのイタリア経由で欧州へ伝播したり、さらには新興国から先進国へ危機が伝播したりして、全世界へ金融危機が伝播する可能性に賭けている訳だ。

 

今週もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
Shortman

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