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為替週報(2018年8月27日)

 

おはようございます。
Shortmanです。

 

カンザス連銀主催のジャクソンホールでの金融シンポジウムでパウエルFRB議長の講演が行われました。
基本的には利上げ路線を継続する可能性を示唆したもので、トランプ大統領の利上げが気に入らない発言に関係なく、正常化路線の変更は認められませんでした。

2018年8月20日週のドル円概況:

トランプ米大統領がロイターとのインタビューで、FRBの利上げ方針に対し「気に入らない」と述べたことや、中国やEUが為替操作をしていると批判したこと等が報じられ、ドル円は21日に週間安値となる109.76円をマークした。その後は、トルコ・リラが落ち着いた値動きであったこともあり、市場の警戒モードも和らぎS&P500が史上最高値を更新するなどNY株式が堅調だったこともありユーロが買い戻され、ドル円もわずかながら値を戻す展開に。さらにFOMC議事録が公表され、複数のFRB高官発言から、米国の利上げ路線に変更が無いことが確認され、ドル円は週後半にかけて持ち直し、24日には週間高値となる111.48円まで上昇した。米中両国が160億ドル相当の輸入品に対し追加関税の賦課を発動したが、既に織込済みであったことから、特に目立った動きはなかった。

2018年8月20日週の予想レンジ:

108.50円~112.50円

2018年8月20日週の実際のドル円:

109.76円~111.48円

2018年8月27日週のドル円予想:

ジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演から経済回復の保護に加え、底堅い雇用の伸びの維持やインフレの抑制に向け、着実な利上げが最善の方策との認識を示したことからドル高期待も強い一方で、米国の長短金利差が一段と縮小し、20bp割れに迫っており、長短金利差の逆転が視野に入り景気後退入りのシグナルへの警戒が強まっていることに加え、ポンペオ国務長官の北朝鮮訪問をトランプ米大統領が中止したことから地政学的なリスクが意識され、一方的なドル高は期待が薄いと思われる。

2018年8月27日週の予想レンジ:

108.50円~112.50円

定点観測:

ダウとドル円

ドル円と米2年債利回り

ドル・インデックスと米10年債利回り

VIX

金価格

原油価格

Shortman’s View:

金融危機が生じて100円割れと予想する僕とは違う相場観。
『新興国危機などのテールイベントが発生しても、1ドル=100円を割るような円高にはならない-。GCIアセット・マネジメントの岩重竜宏チーフFXストラテジストは、日本銀行のマイナス金利政策による運用難で、国内機関投資家が海外資金を国内回帰させる「レパトリエーション」は起きにくいとし、大幅な円高進行には至らないとみている。
岩重氏は先週のインタビューで、マイナス金利政策が続く国内に運用先はなく、機関投資家は危機発生時には外貨建ての運用資産を米国の短期国債などに逃避させることになると説明。海外のテールイベントは起こり得るが、「レパトリというパス(経路)が昔ほど明確ではないため、今はリスク回避の円高といってもすごく短命だ」と語った。』
亀のみぞ知る(^_-)

 

Good Duck!
Shortman

 

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