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為替日報(2018年8月29日)

 

おはようございます。
Shortmanです。

 

中央銀行家としての資産バブルの崩壊を懸念し、事態が悪化すれば何でもするという姿勢は評価できる。
『パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、リスクシナリオとして資産価格インフレへの関心を強めているようだ。同議長は24日にジャクソンホール・シンポジウムで行った講演で、「過去2度の景気後退に陥る過程ではインフレよりも、むしろ金融市場の行き過ぎが不安定要因になっていた」と指摘した。』
しかし、資産バブルを引き越し、その崩壊を招くのはいつも中央銀行だってことを忘れないで欲しい
そしてパウエル議長はアラン・グリーンスパン元FRB議長を称賛しているところが恐ろしい。
『パウエル議長は24日のジャクソンホール・シンポジウムで、そのグリーンスパン議長を称賛した。1990年代の生産性向上をいち早く察知し、一般物価上昇の抑制要因になると判断して、従来の経済モデルに固執せず、利上げを慎重に行ったからである。パウエル議長が追究する金融政策の原型を、ここに見いだすことができる。
さらにグリーンスパン議長は「根拠なき熱狂」発言で資産バブル醸成に警告を発した後、株高が一段と加速する中、バブルはその破裂後の治療に専念するという政策を確立している。同議長は99年6月17日の議会公聴会で、「バブルは一般的に破裂して初めて、それと認識できるものだ。バブルの破裂は決して穏やかなものではないが、その結果は必ずしも災禍的なものとはならない」と証言、バブル破裂後の大幅金融緩和により災禍は避けられるとの考えを披露していた。』
パウエルFRB議長が勝算するアラン・グリーンスパン元FRB議長は1987年から2006年まで第13代連邦準備制度理事会(FRB)議長を務めた。
グリーンスパン元FRB議長が2001年から金利を歴史的な低水準に留めた結果、米国における不動産バブルの一因とされ、その後のサブプライム・ショックやリーマン・ショックへとつながっていったと思われている。
参考までに、2017年11月27日の為替週報より抜粋。

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