おはようございます。
Shortmanです。
目先の相場は、米中貿易摩擦の懸念が後退して、 リスクオフのドル買い・円売り。一方で、英国のEU離脱問題や、 イタリアの財政懸念からリスクオンのドル買い・ユーロ売り( ユーロ売り・円買い)。
リスクオンのユーロ売り・円買いとリスクオフのユーロ売り・ 円買いが交差して動きが少ないというのが吾輩の予想。
ということで、昨日はドル買いの勢いがあるにもかかわらず、 ドル円はほとんど動かず。
しかし、 尊敬するJPモルガンの佐々木さんは最近維持になって円安を唱え 続けているような気がする。
『こうした動きを受け、円相場はどのように動くだろうか。 リスクテイクに対する投資家のセンチメントが改善すれば、 一段と円安基調が強まる可能性が高い。 ドル円相場は17年半ば以降、 4回ほど114円台半ばまで上昇した後に反落しており、 上抜けに失敗してきた。今度こそ、17年3月14日以来、 約1年9カ月ぶりに115円台乗せを試す展開となるかもしれない 。』
115円とか与謝野晶子、失礼、誤差の範囲だろ。
JPモルガンの為替予測モデルより、 正直Shortmanの勘ピュータの方が正確に相場を当てている 気がする・・・自画自賛(^_-)
ただ、彼のコラムの中で気になる点もある。
『パウエル議長による11月28日のハト派的な発言以降、 FRBの利上げ期待とドル円相場は相関を崩し始めており、「 利上げ期待後退はドル安」という関係にはなっていない。利上げ期 待後退によるリスクセンチメントの好転から円安となり、 ドル円相場の上昇につながると見たほうが良さそうだ。』
簡略化するとFRBの利上げにもかかわらず円高になる波及経路は こうだ。
利上げ➡株価下落➡リスクオフ➡ドル売り・円買い➡円高
だからFRBが利上げを止めれば・・・
利上げ期待後退➡株価上昇➡リスクオン➡ドル買い・円売り➡円安
というのが佐々木氏の予想。
Shortmanの考えは違う。
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