おはようございます。
Shortmanです。
1年の予測を掲載するので、今週の週報は概況・予想・ 定点観測のみを掲載しておきます。
2018年12月31日週のドル円概況:
先週は年末年始を挟む取引の中、波乱の値動きとなった。 週初12月31日に週間高値となる110. 47円をマークした後、ドル円はじりじりと値を下げ、109. 56円で年越しをした。 トランプ政権と下院与党の民主党との折衝がまとまらず、 米政府機関の閉鎖が長期化する様相を呈していることや、 中国製造業PMIが好・ 不況の境目となる50を2016年7月以来下回り、 世界的な景気減速懸念が拡大し、 大幅な株安となったことからリスク回避の円買いの流れに。 その後米アップルが約20年ぶりとなる売上高見通しの下方修正を 発表したことから、時間外取引で米主要株価指数が急落し、 ドル円は週間安値となる一時104.96円まで円高が進行した。 その後も冴えない米経済指標からドル円は107円台で推移した。 しかし、 パウエルFRB議長が株価の下落を受けて金融政策も柔軟に見直す 用意があることを示唆したことからNY株価が大幅に反発し、 リスク回避の円買いが収まり、ドル円は108. 58円まで反発した。
2018年12月31日週の予想レンジ:
106.00円~111.00円
2018年12月31日週の実際のドル円:
104.96円~110.47円
2019年1月7日週のドル円予想:
パウエルFRB議長により、 金融政策も柔軟に見直す用意があることが示唆され、 金利面に注目したドル買いが優勢になることはなさそう。 NY株価が上昇すれば、 リスク選好で円売りが起きそうではあるが、 金利引き上げが停止されれば、 金利差縮小で円が買われ易い地合いが続く可能性が高い。また、 米政府機関の閉鎖が長引くことになれば、 こちらも改めて円買い材料になり得る。 米中通商協議で進展があればNY株高で円売り圧力もありそうだが 、世界的な景気減速懸念が高まる中、 110円台に乗せるには材料が足りない気がする。
2019年1月7日週の予想レンジ:
106.00円~111.00円
定点観測:
ダウとドル円
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ドル円と米2年債利回り
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ドル・インデックスと米10年債利回り
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VIX
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金価格
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原油価格
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Good Duck!
Shortman