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為替日報(2019年1月18日)

 

おはようございます。

Shortmanです。

 

先日こんなグラフを掲載しました。

FRBのバランスシートとSP500の相関及び今後のFRBのBS縮小計画

出所:REAL INVESTMENT ADVICE, The Fed Balance Sheet Unwind Myth

 

FRBが資産を購入してバランスシートを膨らませてきたことで、NYの株価はそれに並行して上昇し続けてきたことがわかります。このFRBのバランスシートの残高とNY株価には正の相関があることを示すグラフに、今後のFRBのバランスシートの縮小計画(点線)を加えたものです。

FRBの金融政策は、①物価の安定、②雇用最大化をお題目にしておりますが、実際は株価重視だということについて再度触れておきます。

株価が上がる=企業業績が良い=景気が良い=雇用が増える

こういうロジックなので、間違っている訳ではありません。

政策変数として動かせるのが基本は金利で、その結果として物価安定や雇用拡大があるのですが、実態を把握するにはメカニズムが複雑なので、好・不況が比較的分かり易い株価に注目している訳です。

2016年7月14日のレポートから。

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今年5月12日のロイターに面白いコラムが掲載された。

ロイター, コラム:株価重視が証明された米FRB、今後の問題は何か

「現段階で、FRBが政策目標の重点を株式市場支援以外に突然移行させると予想し始めるのはばかげている。1985年からずっとある程度の成果を収めてきたことについて、今になってとりやめる理由や方法を見つけるのは難しい。 」

そう思っていたが、最近はどうも市場とのミス・コミュニケーションが目立つ。例えば、5月はFRB関係者が利上げを煽ったが、5月の米雇用統計の結果をみたら、急にトーンダウンしたり・・・

金融市場をゲーム論的に捉えると、一番大きなプレーヤーはFRBだ。その意味で、FRBの議長や理事の言動は、非常に重要なのだが、最近はどうもしっくり来ないと感じている。株価を重視しているにも関わらず、そうではないのかなと感じさせるような感じを受ける。

ロイターのコラムではこう締めくくられている。

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