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為替日報(2019年2月22日)

 

おはようございます。
Shortmanです。

 

黒田日銀体制になって以降、量的・質的緩和を掲げ、日銀はバランスシートをパンパンに膨らませてきた。
その効果はほとんど出ていない・・・
Ω\ζ°)チーン
それどころか金融機関の収益を悪化させ、金融システムを不安定化させるリスクを増し、日銀の金融政策を難しくしてしまっている。
『小林教授は20日のインタビューで、2%物価目標と財政再建を掲げた政府・日銀の共同声明から6年たつが、ともに達成できず、現状維持を続けてもゼロインフレ、ゼロ成長の「じり貧になっていく」と指摘。政府が財政再建の道筋を示さなければ、出口で国債金利と物価の安定は両立できないため、「日銀は出口戦略のためのアコードを結び直し、政府にちゃんと守ってもらう必要があると言うべきだ」と語った。
日銀は2%物価目標が達成されるまで粘り強く緩和を続ける構えだが、小林教授は「政府に物申したくないため2%目標を言い訳にしている」と指摘。日銀が今考えているのは「出口を出ない戦略」で、10年、20年、30年と緩和を続けて膨れ上がる政府債務を支えることだろうが、「どこかで国債と通貨に対する信認が失われ、資本逃避が起きれば一挙に崩れる可能性がある」との危機感を示した。』
超低金利の弊害
『日銀がゼロ金利政策を導入して今月で20年たつ。小林教授は、ゼロ金利にしてマネーを供給してもモノやサービスの購入に向かわず、タンス預金のように資産をため込む現象が「経済学で想定したよりずっと長く、大規模に起こり得ることがこの20年で示された」と指摘した。
  国民や企業がただお金をため続けることは不合理なので、マネーを増やせば必ずどこかでインフレになるというのが「リフレ派的な発想の根本」だが、あればあるほどため込むことが自己目的化し、マネーを増やしても物価が上がらない状況と説明。金融緩和の景気刺激効果は「長期的に失われてしまったのではないか」と語った。』
財政再建なくして出口なし
『将来、仮に何らかの理由で物価が上昇し出口を迎えても、「金利が2、3%上がるだけで国債残高が増え不安をあおるため、市場が相当不安定になる」と危惧。逆に、金利を抑えようとすると国債購入を増やさざるを得ず、「物価を2%にとどめることが難しくなる」とみる。不安定化する金利を放置し金融を引き締めるか、金利を安定化させようとしてインフレ高騰を甘受するか、二者択一だという。
  小林教授は、出口政策に財政再建が不可欠なことは「日銀の人も分かっているが、口に出さない。自分たちの子供や孫の世代の経済財政運営を縛るようなやり方を続けていいのか、今の世代には財政や金融を早く健全化する責任がある」と語った。
我々の未来は・・・

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