おはようございます。
Shortmanです。
昨日のECB理事会で、政策金利を据え置き、 フォワードガイダンスを修正して年内利上げを見送り、 さらには新たに条件付き長期資金供給オペ(TLTRO) を導入した。
債券購入プログラムの終了からわずか3カ月しか経ていないのに・ ・・。
『欧州中央銀行(ECB)は7日、 主要政策金利を予想通り据え置いた。また、 危機後初となる利上げの時期を来年に先延ばしし、 銀行向けの超長期の低利融資を再び実施すると発表した。』
『ECBは、政策金利に関するフォワードガイダンスを修正し、「 主要政策金利は少なくとも今年末まで、また必要な間、 現行水準にとどまると予想する」とした。従来は「 少なくとも19年夏にかけて」 金利は現行水準にとどまるとしていた。
さらに、期間2年の貸出条件付き長期資金供給オペ(TLTRO) の第3弾(TLTROーIII)を9月から実施すると発表した。 7200億ユーロの現行の借り入れのロールオーバーを支援し、 景気が減速局面にある中で信用収縮が起こるのを防ぐ。』
ユーロ圏の経済状況が芳しくないことに加えて、 金融システムが安定していないからだと思う。
先手を打たなければならない経済状況であり、 不安定な金融システムを抱えているせいだと思う。 FRBが引締めを止めようとしている状況では、ドル高・ ユーロ安が機能していたかもしれない。
ここから先は Shortman会員 限定です。
Shortman為替レポートの10日間無料購読キャンペーンはこちら