おはようございます。
Shortmanです。
お盆休みの日本でしたが、海外は当然お盆休みなど無いので、仕事に精を出しました。
いろいろとあったのですが、どうにかこうにか・・・
金融市場もバタバタしましたね。
『バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジストが集計したデータによると、1956年以降で2年債利回りが10年債利回りを上回ったケースは10回あり、逆イールド発生からS&P500種株価指数が天井を打つまでの期間は過去の事例では2カ月から2年という幅があった。逆イールドのシグナル点灯後ただちに株式を手放せば2桁のリターンを見逃すこともあるということだ。』2ヶ月から2年とバラツキが激しいです。
ただし、2007年以降では過去7回の景気後退期に長短金利の逆転現象が総じています。
『10年債利回りは14日、2007年以降で初めて2年債利回りを下回り、世界の金融市場全体に警鐘を鳴らした。過去7回のリセッション(景気後退)では毎回、債券市場でこうした長短金利逆転という前兆が見られていた。』
この先いつ景気後退が訪れるかはわかりませんが、そろそろ来ると思っていた方が良い感じです。
そして、Big Shortにつながるにはこうした景気後退が債務問題に派生する必要があります。
直近ではやはりデフォルトの常連国であるアルゼンチンの動向には注意が必要です。
Bloomberg, ブラックロック、アルゼンチンの100年債投資で痛手か-相場急落
『価格が回復するのを投資家が100年近く待てる点は一つの希望の兆しだが、その前に多くのことが起こり得る。野党のアルベルト・フェルナンデス候補がポピュリスト政策を復活させるとの懸念で、アルゼンチン債券の損失に備える保証コストは急騰。今後5年間でデフォルト(債務不履行)に陥る確率を80%と示唆する水準にあることをブルームバーグの集計データは示している。格付け会社フィッチ・レーティングスは16日、アルゼンチンには「かなりの」デフォルトリスクがあるとして、既にジャンク級(投機的水準)だった信用格付けをさらに引き下げた。』債務不履行に陥る確率は80%以上という・・・
そろそろですね。
2019年8月5日週のドル円概況:
トランプ大統領が9月1日からさらなる関税を課したことに対する報復として、中国人民銀行(中央銀行)が5日に人民元中心レートを昨年12月以降で初めて1ドル=6.9元より元安方向に設定した。これに対して米財務省が中国を為替操作国に認定し、105.51円まで下落するも人民銀行がすぐに対応し、6日には週間高値となる107.07円まで値を戻すも、7日に景気後退懸念から米10年債利回りが一時1.6%を割り込むと、ドル円は105.48円まで下落した。その後は106円を挟んでの展開であったが、9日に中国が国有企業に米農産物輸入停止を要請したことへの対抗措置として、トランプ政権が華為技術との取引再開許可を先送りしたと伝わったことや、トランプ大統領が9月に予定される米中首脳会談を中止する可能性を示唆したこともあり、米中貿易摩擦問題の長期化懸念から、ドル円は週間安値となり105.25円まで値を下げた。
2019年8月5日週の予想レンジ:
104.50~107.50円
2019年8月5日週の実際のレンジ:
105.25円~107.07円
定点観測:
ダウとドル円
ドル円と米2年債利回り
ドル・インデックスと米10年債利回り
VIX
金価格
原油価格
2019年8月12日週のドル円概況:
中国人民銀行が人民元売買の基準値を元安に設定したことから、米中貿易摩擦への懸念が再び強まり、米長期債李m割が低下したことに加えて、香港の空港内での大規模デモや、アルゼンチンの政局不安もあり、ドル円は週間安値となる105.03円まで下落した。その後は米通商代表部(USTR)が、9月1日に実施予定である中国からの輸入品3000億ドル相当への追加関税措置で、一部製品に対する関税賦課の延期を発表し、相場は上昇。円売りの展開になり106円台を回復。しかし、14日は米国の2年債と10年債の利回りが一時逆転したため、景気後退懸念が広がり、ドル円は再び入りするとの警戒感が強まり、105円台半ばまで下落した。その後、中国が米国との貿易交渉に向け歩み寄りの姿勢を示したことから、米2年債と米10年債の利回りが正常化したことでドル円は値を戻し15日は週間高値となる106.77円まで上昇した。
2019年8月12日週の予想レンジ:
なし(前週と同じを「104.50~107.50円」を想定)
2019年8月12日週の実際のドル円:
105.03円~106.97円
2019年8月19日週のドル円予想:
12年ぶりに米国で2年債と10年債の金利が逆転する「逆イールド」が生じており、景気後退懸念が生じていることや、米中貿易摩擦問題に具体的な解決の糸口が見えない中、中国経済やドイツ経済の景気鈍化が心配されており、引き続き上値は重い展開。そのような状況の中、21日には7月30日・31日開催分のFOMC(連邦公開市場委員会)議事要旨が公表され、23日にはジャクソンホールでパウエルFRB議長の講演が予定されているので注意しておきたい。
2019年8月19日週のドル円予想レンジ:
104.50~107.50円
定点観測:
ダウとドル円
ドル円と米2年債利回り
ドル・インデックスと米10年債利回り
VIX
金価格
原油価格
Shortman’s View:
マイナス金利について整理されているので、真面目に勉強しよう。
しかし、本当の狙いはこちらかもね(^_-)
Good Duck!
Shortman
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