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為替日報(2019年9月24日)

 

おはようございます。
Shortmanです。

 

昨日の週報に書いたこと。
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メディアの報道は、どうも印象操作をする癖が抜けない。

Bloomberg, 中国、米農場の視察を一転して取りやめ-貿易協議に暗雲

中国代表団が米中部の農場を視察する計画を一転して取りやめた。米中貿易戦争の解決に向けた進展を巡り投資家の間で悲観的見方が広がり、20日は米国の主要株価指数が軒並み下げた。』この記事はこう続く。

『この視察中止の1時間ほど前に、トランプ大統領は貿易を巡り対立する中国と「部分合意は求めていない」と語っていた。米中両国は今週次官級の会合を行っており、10月10日前後に高官級協議の開催を目指している。』

こう書くと、トランプ大統領が部分合意を望んでいないと語ったことが原因で中国側がキャンセルしたように思われる。

Bloomberg, トランプ米大統領、中国との「部分合意」望まないと言明

『トランプ氏は20日、ホワイトハウスで開いたモリソン・オーストラリア首相との共同記者会見で、「部分合意は求めていない。求めているのは完全な合意だ」と言明した。米中は今週ワシントンで、次官級協議を開催。これを下準備に、10月初旬に閣僚級協議を実現させる狙いがある。トランプ氏は協議再開を自賛、10月1日に予定していた中国からの輸入品2500億ドル(約27兆円)相当に対する関税引き上げを「善意の意思表示」として延期した。』

誰も本当のところはわからないが、今のところ今回の協議に関して、両国から不満は聞こえない。

ロイター, 米中の次官級通商協議終了、中国の米農家視察中止で合意期待薄れる

『米通商代表部(USTR)は20日、米企業の要請に応じ、CGプロセッサや床材など437項目の中国製品への関税を免除した。USTRは、中国側との2日間の次官級協議について「生産的だった」とし、閣僚級による通商協議は、予定通り10月にワシントンで行うとする短い声明を出した。』

大事なことは、①米中双方が関税を免除したこと、②次回の次官級会議が10月にワシントンで予定通り行われることだと思います。

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やはりメディアは嘘吐きだな。
その後の報道内容。

中国代表団が米国の農場視察を先週取りやめたのは米国の要請によるものだったと、事情に詳しい関係者が明らかにした。視察中止で先週ワシントンで開かれた米中次官級協議が不調に終わったのではないかとの観測が広がっていたが、それが中止の理由ではなかった可能性がある。』中止の理由は以下の通り。

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