為替日報（2019年9月25日）

おはようございます。

Shortmanです。

こういうこと起こるなら最初から知らせておいて欲しかったな･･･

『米下院は、トランプ大統領の弾劾に向けた正式調査を開始する。来年の大統領選で野党・民主党の有力候補と目されるバイデン前副大統領に打撃を与えることを狙ってウクライナに圧力をかけたとされる疑惑を受けた動き。』

弾劾条項による訴追は、米下院の定数435人の単純過半数で決まり、上院において弾劾裁判が行われる。大統領を解職するには、米上院の定数100名の出席議員の3分の2の多数が必要となる。共和党が多数派の上院では証拠も検討せずにトランプ氏に対する訴追を却下することができる。

では、なぜそれでも米民主党はトランプ大統領の弾劾手続きに動き出したのか？

まずはこれを見て欲しい。

トランプ大統領の支持率は37％で、トランプ大統領を支持しない人々の39%よりも低い。

しかし、トランプ大統領とオバマ前大統領の仕事ぶりについて、最近では半数以上の人々がオバマ前大統領よりもトランプ大統領を評価するようになってきている。

出所：RASMUSSEN, Daily Presidential Tracking Poll

政策は全くダメだったが、人気だけは高かったオバマ大統領よりも、トランプ大統領の政策が評価されているとなると、次期大統領選では大きな敗北になりかねない。

その為には今から大統領を痛めつけないといけないということなのであろう。