おはようございます。
1.米国本土攻撃は実際に可能か『金委員長は米国本土攻撃が可能な技術水準へと急速に近づいているようだ。北朝鮮は大陸間弾道ミサイル(ICBM)の試射を2017年に成功させており、小型の弾頭を装着して十分な距離を飛行させられる可能性は高い。また探知されないよう迅速な移動が可能な兵器も開発した。』
米国まで飛んで来る可能性はあるが、迎撃ミサイルを潜り抜けて目標物に命中させる技術力があるかどうかは不明。
2. 核爆弾の威力はどうか
『直近の17年9月の実験では爆発規模は推定120-250キロトンと、広島・長崎に投下された原子爆弾の15-20キロトンを大きく上回った。専門家は北朝鮮の核弾頭保有数を20-30とみており、現在、核兵器を保有している9カ国の中では最も少ない。』
他の核保有国に比べれば小さいが、持っていること自体が脅威だぞ。
3. 北朝鮮の移動可能なミサイルとは
『金委員長は新型の固体燃料型弾道ミサイルを既に開発している。固体燃料型ミサイルは多くの液体燃料型ミサイルより移動や発射が容易で、探知もかいくぐりやすい。5月以降、在韓米軍を含め、韓国全土を2分以内に攻撃できる核弾頭搭載可能な極超音速のKN23ミサイルなどを20回以上発射してきた。』
つまり見つけても移動されてしまうので、攻撃が難しい訳だ。
4. 北朝鮮の核物質保有量は
『北朝鮮は数十年前から核分裂性物質を自給している。同国のプルトニウム生産量ではかつては1年に1個の核爆弾しか作れなかったが、現在で主としてウラン濃縮に頼っており、兵器専門家によれば年6個程度の核爆弾製造が可能だ。トランプ政権は北朝鮮が非核化協議開始後、プルトニウムの備蓄を増やしていると指摘。専門家は、同国には現在、核兵器約30-60個分のプルトニウムがあると推定する。』
かなりの保有量だと思いますが・・・
5. 北朝鮮の他の取り組みは
『兵器調査サイト「Datayo」の分析によると、北朝鮮は複数の弾頭を搭載し、飛行中に迎撃ミサイルをかわすことができるシステムを備えたICBMを開発している可能性がある。金委員長は新型潜水艦の開発を後押ししており、専門家がミサイル発射可能とみる潜水艦の配備を近々目指しているもようだ。』
情報が全くない北朝鮮のことを米系メディアが何を書いても根拠は乏しいが、一つはっきり言えることは、日本には北朝鮮からいつ核ミサイルが飛んできてもおかしくないってこと。
その時我々はどうすべきなのか?
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