おはようございます。
Shortmanです。
イラン情勢に変化が。
米軍がイランのソレイマニ司令官を殺害して、一気に反米世論がイランで巻き起こるはずが・・・
『調査を実施したイラン革命防衛隊は声明で、ウクライナ国際航空752便は同防衛隊の基地付近を飛行中、「人的ミス」によって撃墜されたと説明した。同防衛隊の当局者が今後、墜落について国営メディアで詳しく説明するとした。また「犯人」を特定することも表明した。』イラン軍が民間機を打ち落としたと。
そしてイランで反政府デモが発生。
ロイター, イランで連日抗議デモ、「敵はここにいる」と指導部の退陣要求
『ツイッターに投稿された動画によると、首都テヘランにある大学の外で行われたデモでは、抗議グループが「(指導部は)敵は米国だと嘘をついている。敵はここにいる」と声を上げた。』アメリカも敵だろうが、本当の敵はいつも為政者であり、独裁者なのだと私は思う。
これがどこまで拡大するのか、それも独裁者が封じ込めるのか・・・
2020年1月6日週のドル円概況:
米軍によるイランのソレイマニ司令官殺害へのイラン側の報復が予想されたが、8日にイラクの米軍基地へのイランがミサイル発射しドル円は週間安値となる107.63円まで売り込まれたが、イラン側がミサイル発射を事前通知しており、米軍側に被害はなく、米軍も報復に出なかったことから緊張は急速に収束。NY株は史上最高値を更新し、ドル円も連れ高に。10日金曜日には12月の米雇用統計の公表を控えて、週間高値となる109.69円まで上昇した。
2020年1月6日週の予想レンジ:
108.50円~110.50円
2020年1月6日週の実際のドル円:
107.63円~109.69円
2020年1月13日週のドル円予想:
米中通商合意を控えて前半は様子見で、15日はややリスク・オンだが、署名後は材料出尽くしでリスク・オフで109円~110円(±0.5円前後)のレンジ相場に収まると予想。
2019年1月13日週の予想レンジ:
108.50円~110.50円
定点観測:
ダウとドル円
ドル円と米2年債券利回り
ドル・インデックスと米10年債利回り
VIX
金価格
原油価格
Shortman’s View:
マジか?
ロイター, コラム:財政赤字は「むしろ良い」、変わりつつある評価
『最近まで、ほとんどのエコノミストは、政府が平常時にささやかな規模以上に借り入れを膨らませる行為を非難してきた。彼らはおおむね政府を信用せず、公的債務が民間投資を圧迫するだけでなく、物価を高騰させ、景況感を冷やすと証明できる理論を持っていた。ところが今や、財政赤字はそれほど悪い存在ではない。むしろ総じて良いとの見解が優勢だ。』恐慌への一歩手前。
財政赤字OK、無責任な財政ファイナンス(MMT理論)OKとなった時に債務破裂への秒読みが始まる。
『当然リスクはある。財政赤字は適度な規模なら大抵は好ましいが、危険な存在になり得る。アルゼンチンやジンバブエの事例で分かるように、歯止めなしの通貨発行は、最終的に制御不能のインフレをもたらす。先進国で40年もディスインフレが続いた後で、狂乱的な物価高騰などは想像しがたい。それでも政治家が選挙で勝つことに執念を燃やし、彼らを抑制する財政規律が存在しない世界では、インフレの暴走が現実に起きるかもしれない。』
政府が財政赤字を返そうとしているのか、あるいは返しているのかという姿勢と、政府が財政赤字をどうファイナンスするかが重要なんだ。
Good Duck!
Shortman
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