Shortman為替レポートを10日間、完全無料で受け取り、まずは稼いでください。

為替週報(2020年2月10日)

おはようございます。
Shortmanです。


先週土曜日のセミナー、中国帰り2名、香港帰り1名という具合でして、日頃の自己免疫力の効果が試される時が来たと楽しみにしております(笑)

さて、最近相場が動かないので、Big Shortが遠い未来のように感じていましたが、今年、突然来るかも知れません。

新型コロナウイルスが問題になっていますが、これが中国経済の成長力を鈍化させ、それが世界経済の鈍化につながります。

例えばこんなニュースを見ていると、その可能性を否定できなくなります。

ロイター, 焦点:自動車業界にサプライチェーン危機、新型肺炎で部品枯渇

経済成長の鈍化がBig Shortにつながるということは、経済成長の鈍化がどう債務危機に波及するのかを考えればわかります。

いくら金融緩和で低金利が続いているからといって、経済が成長することが前提で企業や個人はお金を借りています。

例えば、手金少しと借金で不動産を買い、家やビル、ホテルや商業施設を作ります。それもこれも経済が成長して、店子が入って家賃収入が入り、金利を返すことができるという前提です。

そして、借りて買って、借りて買って・・・これを繰り返すうちに不動産価格(や株価などの資産価格)は極限まで増加し (これを資産バブルと呼びます) 、債務も同じように増加します。
そんな状況で、経済が予想通りに成長しなければどうなるでしょうか?

普通に収入よりも支払いが多くなり、大家さんは破綻します。破綻をしないように大家さんは不動産を売りに出そうとします。多くの大家さんが、我先にと・・・

そうなると資産価格は下落してしまいます。しかも一気にですから急落します。
しかし、不動産(や株価)は急落しても、債務は急には無くなりません。
大家さんには重い債務が圧し掛かります。

そしてそれに耐えられなくなると・・・はい、運命終わり!

Ω\ζ°)チーン

超簡単に書くと、その転換点がMinsky Morment(ミンスキー・モーメント)と呼ばれています。

リーマン・ショックで既に経験したように、ミンスキー・モーメントが生じると破綻が増え、信用収縮が発生し、金融危機が訪れます。

そのトリガーを今回の新型コロナウイルスが引いてしまうかも知れません。
学術的にも興味津々な事象が生じるかも知れないので、個人的には面白い記事を見つけたので、それをベースにBig Shortの確証バイアスを高めたいと思います(笑)

Real Investment Advice, MacroView: The Next “Minsky Moment” Is Inevitable

NY株価と現金残高

出所: Real Investment Advice, MacroView: The Next “Minsky Moment” Is Inevitable

SP500の上昇に合わせて、現金残高が減り債務が増加していることがわかります。

NY株価と信用取引残高の伸び

  出所: Real Investment Advice, MacroView: The Next “Minsky Moment” Is Inevitable

これを見る限りFRBが金利を引き上げ、バランスシートを正常化させ始めた2018年から信用残高は減り始めました。

これはこれは、ひょっとするとひょっとするかも…

毎回FOMCの声明で政策金利の誘導目標であるFFレートに注目して来ましたが、面白い事実があります。

  出所: Real Investment Advice, MacroView: The Next “Minsky Moment” Is Inevitable

FRBが緩和政策を止めて、FFレートが2年利回りよりも上昇してしまうと、大小有りますが、必ず相場が崩れています。

今年もFFレートが2年債利回りを上回って来ております(-_-;)。
ではNY株価はバブルなのでしょうか?

株価と企業の税引き後利益  

出所: Real Investment Advice, MacroView: The Next “Minsky Moment” Is Inevitable

株価が企業の税引き後利益以上に過大評価されていた時は多々ありますが、大きく乖離したのは2000年のITバウル時代とちょうど今です。

出所: Real Investment Advice, MacroView: The Next “Minsky Moment” Is Inevitable

FRBは量的緩和第4弾(QE4)ではないと言っているが、実質QE4な現在、株価はさらに上がってバブルを膨張させています。

例えば、2019年6月3日の終値が178.97ドルだったテスラの株価が、七か月後の2020年2月4日の終値887.06ドル(ザラ場中は968.99ドル!!!)と実に約5倍(4.956倍)になるとかバブルとしか言いようがない!

そして最高値をマークした後、3日で約140ドル近く急落している・・・おっ、ミンスキー・モーメントか???

バブルの最終段階に入った可能性がある。

株価の下落の度にFRBは低金利と緩和を維持しなければならない訳で、慌てて昨年秋ごろから動き出しましたが、時既に遅しかも知れません。

今後の事は亀のみぞ知るですが、ミンスキー・モーメントだとするとBig Shortが年内に来るかもしれません。

はい、今週のShortmanの捕らぬ狸の皮算用でした!!!

2020年2月3日週のドル円概況:

新型コロナウイルスへの懸念が高まる中、2月3日月曜日に週間安値となる108.31円まで下落したが、中国人民銀行がリバースレポ金利を引き下げ、大量の流動性供給をしたことからドル円は下げ止まり109円台を回復。5日水曜日は米上院でのトランプ大統領への弾劾裁判で無罪が言い渡され、その後は、、警戒ムードが後退。1月の米ISM製造業景況指数や1月の米ADP雇用統計が予想よりも強く、相場を支援。アイオワ州で行われた民主党の大統領候補者の予備選では、左派のサンダース氏やウォーレン氏が首位に立たなかったことも相場を支援した。市場はワクチン開発に大きな前進があったとする報道を好感し、ドル円は上昇。1月の米雇用統計が予想よりも強く7日金曜日には週間高値となる110.02円まで急伸した。

2020年2月3日週の予想レンジ:

107.00円~109.50円

2020年2月3日週の実際のドル円:

108.31円~110.02円

2020年2月10日週のドル円予想:

引き続き新型コロナウイルスの話題に翻弄されそう。感染者数や死者数の増加は円高バイアス、ワクチンの開発情報は円安バイアス・・・動き難い相場かも知れない。

2019年2月10日週の予想レンジ:

107.00円~110.50円

定点観測:

ダウとドル円

ドル円と米2年債券利回り

ドル・インデックスと米10年債利回り

VIX

金価格

原油価格

Shortmans’s View:

省略。

Good Duck!
Shortman

ブログランキング応援ぽち

Shortmanのブログランキング1位獲得を目指して応援ポチをお願いします!!

注意

投資は自己責任です。読者の投資判断の最終決定に、我々は一切関与しません。この情報を用いて読者の方が損失を被っても、我々は一切の責任を負いません。我々はNY市場が世界の金融市場の未来を決めていると考え、NY市場を中心に分析しております。我々が用いるデータ、チャート、ニュースは、誰でもインターネットで無料で用いることができるものだけを利用して、できるだけ正確に理解し、できるだけ簡潔に、かつ、わかりやすく皆様に伝えられるように心がけております。また、個別株の分析は行いません。先物(株価指数・為替・商品・一部オプション)のトレードに必要な情報のみ提供しています。

Powered by WishList Member - Membership Software