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為替日報(2020年3月4日)

おはようございます。
Shortmanです。

昨日は緊急のFOMCが行われて、FFレートが50bp引き下げられました。

FOMC Statement

“The fundamentals of the U.S. economy remain strong. However, the coronavirus poses evolving risks to economic activity. In light of these risks and in support of achieving its maximum employment and price stability goals, the Federal Open Market Committee decided today to lower the target range for the federal funds rate by 1/2 percentage point, to 1 to 1‑1/4 percent. The Committee is closely monitoring developments and their implications for the economic outlook and will use its tools and act as appropriate to support the economy.

Voting for the monetary policy action were Jerome H. Powell, Chair; John C. Williams, Vice Chair; Michelle W. Bowman; Lael Brainard; Richard H. Clarida; Patrick Harker; Robert S. Kaplan; Neel Kashkari; Loretta J. Mester; and Randal K. Quarles.”

日本語訳:

『米国の経済基調は依然力強いもののい、コロナウイルスが経済活動に新しいリスクをもたらしている。これらのリスクを考慮し、雇用の最大化と物価安定のというFRBの目標の達成のために、FOMCは本日、FFレート誘導目標レンジを0.5%引き下げ、1.00~1.25%にすることを決定した。FOMCは今後の展開や景気見通しを注視しながら、経済を支えるためにFRBが有する政策手段を使って今後も適切に行動する。

決定は全会一致。』

FOMCの臨時会合で金利を動かしたのは過去9回あった(1回は引上げ・8回は引下げ)。

1994年4月18日 25bp 引上げ
1998年10月15日 25bp 引下げ(ロシア危機・LTCM破綻)
2001年1月3日  50bp 引下げ(ITバブル崩壊)
2001年4月18日 50bp 引下げ(ITバブル崩壊と景気後退)
2001年9月17日 50bp 引下げ(アメリカ同時テロ9・11)
2007年8月17日 50bp 引下げ(パリバショック・サブプライム危機)
2008年1月22日 75bp 引下げ(株価急落)
2008年10月6日 50bp 引下げ(ローマン・ショック)

臨時で行うくらいだからそれくらい緊急性が高いという事なのだが・・・

G7財務相・中銀総裁会議は共同声明で、「強固で持続可能な成長を実現するために、また下方リスクから守るために、すべての適切な政策手段を用いるとのコミットメントを再確認する」と表明していたが、NY株価は785ドルもの大幅下落になった。

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