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為替日報(2020年3月25日)

おはようございます。
Shortmanです。

まぁ、予想通りですが、賢明な選択だと思います。

Bloomberg, 東京五輪、来年夏まで延期-新型コロナ感染拡大でIOC承認

もっとも来年開催できるかどうか誰にもわかりませんけどね。

JPモルガンの佐々木さんがドル円がなぜドル安・円高にならないのかを解説をしているので、読んでおきましょう。

ロイター, コラム:コロナショックでドル安・円高にならない理由=佐々木融氏

『<円が突出して強くならない3つの理由>

GFC(グローバル・ファイナンシャル・クライシス)の時と異なり、なぜ、今回は円が突出して強くならないかという点については、以下の3つの要因が指摘できる。

まず、1点目としては、GFCの前は世界的に円キャリー・トレードが活発化していたので、先行き不透明感が高まりポジションを閉じるために、円を買い戻す動きが拡がった。だが、今回はそもそも円キャリー・トレードが活発化していなかったので、世界の投資家も円を買い戻す必要があまりない。

2点目としては、日本からの対外証券投資・対外直接投資需要が強いことが挙げられる。また、以前のように貿易収支が大幅黒字ではないため、円高の動きが多少みられ、輸出企業が追随して円買いを行っても、輸入企業の円売りに簡単に吸収されてしまう。2007年の日本の貿易収支は14.2兆円の黒字だったが、2019年は6000億円の黒字にとどまっている。

3点目は、日本の投資家が為替リスクを避けるためにヘッジを掛けたり、対外投資を手仕舞うために円を買い戻す動きが限定的という点だ。ヘッジコストが高く、国内に金利が無い状態では、以前にと比べると、日本の投資家がそうした動きをすることのハードルが高くなっている。

つまり、GFCの時も今回も、グローバル経済のリセッション懸念を背景にドルと円がともに強い通貨となっているが、今回は、GFCの時と異なり、上記3点を背景に円がさほど強くならないのだ。

従って、今後も先行き不透明感が続き、世界の株価が下落を続けるようなことになれば、実効レートベースでの円高は続くだろう。つまり、ドル、スイス・フラン、ユーロ以外の通貨に対する円高は進みやすい。

しかし、ドル/円、ユーロ/円、スイスフラン/円相場の円高度合いは、さほど大きなものにはならない可能性が高い。』

大筋合意なんだけど、それでも債務破綻に波及して、景気後退が深刻化したらドル円はやはり100円を割ってくると思いますよ。

債務破綻の兆候が出始めていますしね・・・

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