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為替週報(2020年6月1日)

おはようございます。

Shortmanです。

世界経済を取り巻くリスクは大きく3つ。

①コロナウイルス

②米中の緊張関係

③米国の暴動

①については、ワクチンの開発や効果的な治療薬の開発が解決策。長期的に見れば感染予防(マスクや手洗い・洗顔)と健康的な生活が重要。仮にワクチンが見つかるにしても安全性が確認されて、実際に供給までには数年が必要となると想定される。効果的な治療薬に関しても、治験が行われているが効果的と言える治療薬はまだない。

Bloomberg, 新型コロナワクチン、1年半で完成するのか-期待先行を専門家は警告

ロイター, WHO、複数の新型コロナ治療薬候補に注目 一段のデータ必要

日経, 進み始めた治療薬・ワクチン開発、過度な期待は禁物

②については、中国の香港に対する国家安全法の導入と、それに抗議する米国の香港への優遇措置の撤廃。米中貿易摩擦に加えて、新たな政治的な問題が生じ、一歩も譲らない中国共産党と米国の対立を解決するのは正直難しいと思う。しかし、トランプ大統領が次期大統領選挙に勝つかどうかは非常に難しい状況に陥りつつある。

Bloomberg, 中国、香港での国家安全の改善図る-台湾は懸念表明

ロイター, トランプ米大統領、香港の優遇措置撤廃を指示 国家安全法巡り

③ミネソタ州で警官が黒人男性を暴行死させたことから全米各地に広がった抗議運動が暴動化している。これを上手に収められるか否かが重要。トランプが黒人層や左派層を刺激すれば大統領選も危ういし、暴動が一段と過激化する可能性もある。

ロイター, 暴動に発展のミネソタ黒人死亡事件、殺人容疑で元警官訴

ということで、大きなリスクは大きなままリスクとして残り続ける可能性が高い。

先読みが非常に難しい。

2020年5月25日週のドル円概況:

外出規制の緩和が世界中で広がっていることを受けて、楽観的なムードの中で週初の取引を開始。NY株高や原油高を背景に、ドル円は27日(水)に週間高値となる107.96円まで上値を伸ばした、しかし、中国共産党全人代で香港国家安全法を圧倒的賛成多数で採択したことから買い意欲が衰え、冴えない米経済指標や米ミネアポリスで発生した暴動に加えて、トランプ米大統領が中国の国家安全法の香港への制定に対する対抗措置への警戒感から29日(金)には週間安値となる107.06円まで下落した。大統領の記者会見で大きなネガティブサプライズは無く、107.80円近くまで値を戻して先週の取引を終えている。

2020年5月25日週の予想レンジ:

105.60円~108.10円

2020年5月25日週の実際のドル円:

107.06円~107.94

2020年6月1日週のドル円予想:

FRBの無期限・無制限の金融緩和を受けてドルが買われ難い状況に変化はない。新型コロナウイルスに関連するロックダウン解除の情報が北半球で広がる中、米中の対立が激化するリスクが高まっていることや、米ミネアポリスで発生した白人警官による黒人容疑者殺害から全米に拡大している抗議行動と暴動がリスクとして再認識されそう。今週の予想レンジは、107.80円から上に50銭、下に1円50銭としておく。

2020年6月1日週の予想レンジ:

106.50円~108.30円

定点観測:

ダウとドル円

ドル円と米2年債利回り

ドル・インデックスと米10年債利回り

VIX

金価格

原油価格

Shortman’s View:

文春砲炸裂!

週刊文春, 黒川弘務東京高検検事長 ステイホーム週間中に記者宅で“3密”「接待賭けマージャン」

『4人が集まったのは5月1日。小池百合子都知事が「ステイホーム週間」と位置付け不要不急の外出自粛を要請、また安倍晋三首相も「人との接触8割減」を強く求めていた緊急事態宣言下でのことだ。夜7時半頃に産経新聞A記者の自宅マンションに集合すると、午前2時近くまでマージャンは続いた。』

『また、5月13日にも同様に黒川氏はA記者宅に向かい、深夜までマージャンをしていた。』

常習犯ですね(^_-)

『産経関係者の証言によれば、黒川氏は昔から、複数のメディアの記者と賭けマージャンに興じており、最近も続けていたという。その際には各社がハイヤーを用意するのが通例だった。』

賄賂ですね(^_-)

『「国家公務員が、会社の利益を目的とする人物(記者)から、社会通念上相当と認められる程度をこえて、接待や財産上の利益供与を受けている場合、国家公務員倫理規程に抵触するおそれがあります。そもそも賭けマージャンは刑法犯なので、そういう人物がいれば倫理法以前の問題。国家公務員法の98条(法令遵守)や99条(信用を傷つけてはいけない)といった一般服務義務に違反する可能性があり、懲戒免職といった事態も想定されます」』

勉強は出来ても社会での勉強ができない・・・秀才にありがちですね(^_-)

まぁ、こんな記事が話題になり、黒川氏は辞任に追い込まれるわけですが、少額でも賭博罪でしょ~。

賭けのレートは?

朝日新聞, 黒川検事長の賭けマージャン問題 法務省調査結果の全文

『黒川検事長が、緊急事態宣言下の5月1日ごろの勤務時間外に、東京都内の記者A方において、同人、記者B及び記者Cとともに、飲酒したほか、金銭を賭けてマージャンを行っていた事実が認められた。

 このマージャンは、いわゆる点ピン(1000点を100円換算とするもの)と呼ばれるレートで行われていたものであり、参加した者の間で、1万円から2万円程度の現金のやり取りがなされていた。』

テンピン=1000円100点

まぁ、少額ですわね。

『黒川検事長が、5月1日ごろに、記者A方でマージャンを行った後、記者Bの手配したハイヤーに同乗して帰宅した事実及び当該ハイヤーの料金を支払っていない事実が認められた。』

ハイヤー代という賄賂を受け取っていたということですね。

『黒川検事長が、記者A、記者B及び記者Cとともに、約3年前から、月1、2回程度、前記各事実同様のレートで金銭を賭けたマージャンを行っていたことや、記者が帰宅するハイヤーに同乗したことが認められるが、その具体的な日付を特定しての事実の認定には至らなかった。』

常習性も確認できますね。

にもかかわらず、起訴もされず、処分は身内に甘く「訓告」だそうで・・・笑

これに対して抗議活動が起きた!

中スポ, 賭けマージャン“黒川杯”「路上ダメ」…警察官の注意で検察庁前から日比谷公園に移動、ゲーム途中の解散で賭け成立せず

『新型コロナウイルスによる緊急事態宣言中に賭けマージャンをしたとして、22日付で辞職した黒川弘務・前東京高検検事長の賭けマージャン自体が立件されていないのを皮肉って、市民グループが30日、東京・日比谷公園前で「第一回検察庁前テンピン麻雀大会 黒川杯」を開催。警察官が駆けつける騒ぎになった。 

主催者はツイッターなどSNSで参加者を募集。「テンピン麻雀は問題ないらしいので、“黒川基準”の麻雀解禁を祝して公然と実施します」と呼び掛けた。テンピンマージャンでのルールも事前に細かく掲載。一方で、「開催前に黒川前検事長が賭博容疑で逮捕ないし、起訴等された場合は、自らの浅はかさを恥じて中止とします」と、ただし書きも付けた。

開催の会場は「黒川前検事長に敬意を表して検察庁前の路上となる予定」としていた。』

洒落だねぇ(笑)

こういう洒落たことする日本人がいるってことで、個人的には大きく「ある、ある」と頷きましたよ。

まだまだ日本人も捨てたもんじゃないねぇ(^_-)

あんど、きちんと真面目な方々は抗議して刑事告発する。

NHK, 黒川前検事長らを常習賭博などの容疑で刑事告発 市民団体

『緊急事態宣言の中、賭けマージャンをしていた問題で辞職した東京高等検察庁の黒川前検事長について、26日、市民団体が常習賭博などの疑いで東京地方検察庁に告発状を提出するなど刑事告発の動きが相次いでいます。検察当局は今後、詳しい経緯について捜査を進めるものとみられます。』

まぁ、これで今後の賭博の起訴されるかどうかの基準が出来上がるのではないかなと思っております。

黒川氏の社会貢献は大きい(笑)

Good Duck!
Shortman

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