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為替週報(2020年6月29日)

おはようございます。
Shortmanです。

感染者数の増加は止まりません。

あんだけワクチンだ治療薬だと騒いでいましたが、どこへ?

ロイター, 世界の新型コロナ死者数が50万人に到達、感染者1000万人突破

東京でも経済活動の再開と共に再び感染者数が増加しております。

それでも日本は感染者数も死亡者数も少なそうな。

ノーベル賞学者の山中伸弥教授等がそれは何故なのか(ファクターX)を探る動きが出ていますが、ちょっとヒントみたいなのが掲載されていたので、紹介しておきましょう。

山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信, 3月下旬における日本人の行動調査

『Muto et al., Japanese citizens’ behavioral changes and preparedness against COVID-19: An online survey during the early phase of the pandemic. Pros One 6月11日オンライン版

https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0234292

(内容)
新型コロナウイルスに対する対策として日本人が自主的にとった行動を解析した調査結果。調査は3月26日から28日までオンラインで行われ、20歳から64歳までの11342人から回答が得られた。その結果、回答者の80%以上が、3蜜を避ける、大勢の集まりに行かない、頻繁の手洗いを行っており、70%以上が、咳エチケットやマスクの直用を行っていた。このような対策を取るきっかけとして一番多かったのは、2月上旬のダイヤモンドプリンセス号での集団感染(23%)と3月上旬の世界各国への感染拡大(22%)であり、次いで多かったのは2月下旬の首相による全国一斉休校要請(14%)であった。これら一連の出来事により、多くの日本人が感染対策を自主的に始めたことがわかる。一方で、約20%の回答者は、感染対策に対して消極的であり、30歳未満、男性、外交的、低い所得、と相関があった。

(コメント)
iPS細胞研究でもお世話になっている武藤教授らの論文。3月下旬には多くの日本人が感染対策を自主的に行っていたことが、感染拡大の抑制に貢献したことを支持する結果。個人的には、3月29日の志村けんさんのご逝去に非常に大きな衝撃を受けました。』

多くの方々は真面目に自主的に行動できるが、「遊んでばかりいる(外交的)さとり世代(30歳満)の貧乏(低い所得)な男(男性)」は消極的であったと。

その結果・・・

NHK, 東京 新たに57人感染確認 20~30代が7割超 新型コロナ

感染者の7割が20~30代という。

ゆとり世代だか、さとり世代だか知らんが・・・育てた親が悪いんだわ。

2020年6月22日週のドル円概況:

ナバロ米大統領補佐官が中国との貿易合意が終わったと発言したことや、米国内における新型コロナウイルスの感染第2波への懸念などからドル売りの流れになり、23日(火)には106.06円まで下落した。しかし、世界的な感染拡大や米欧の貿易戦争への懸念、IMF(国際通貨基金)の経済見通し引下げ、米大統領選におけるバイデン候補のリードと不安定リスクがグルーバルで高まりつつあり、リスクセットを売却して手元のドル流動性を高める投資家が多く、リスク回避によるドル需要が生じ、ドル円は25日(木)に107.45円まで上昇した。

2020年6月22日週の予想レンジ:

105.80円~107.80円

2020年6月22日週の実際のドル円:

106.06円~107.45円

2020年6月29日週のドル円予想:

今週も全米での差別抗議デモ、中印の衝突や北朝鮮情勢、香港情勢などの地政学的なリスクが燻ぶる中、経済活動再開に伴う新型コロナウイルス感染拡大や貿易戦争等への懸念から、先週同様にリスク・オフが継続しそう。但し、リスク・オフでドルと円が買われた場合、ドル需要への高まりから欧州通貨や資源国通貨売り・ドル買いの流れが円買いを相殺してしまうので、ドル円はやや円安方向へ流されることもあるので注意したい。

2020年6月29日週の予想レンジ:

105.20円~107.70円

定点観測:

ダウとドル円

ドル円と米2年債利回り

ドル・インデックスと米10年債利回り

VIX

金価格

原油価格

Shortman’s View:

今の新型コロナウイルスの感染拡大と日本や世界の混乱。

1964年に今起きている危機を「復活の日」という小説に書いた方がいる。

ご存知「日本沈没」の著者、小松左京氏だ。

人口ウイルス、肺炎、医療崩壊・・・2020年の今を見ていたのかと思いたくなる。

とても面白いので是非読んで欲しい。

幻冬舎, 『復活の日』で再注目!小松左京は預言者だったのか?

預言者というか、世界の未来を真剣に危惧していたのだと思う。

ちなみに1980年に草刈正雄が主演で映画化されているので、そちらも観ても良いかも知れない。観てほしい。

Good Duck!
Shortman

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