おはようございます。
Shortmanです。
偉大なる破壊王であるトランプ大統領が勝利するかも知れないと少しは期待していましたが、今のところの選挙結果ではバイデン氏が勝利している状況です。
ロイター, バイデン氏が勝利宣言、分断の米国を舵取り トランプ氏敗北認めず
『大接戦となった米大統領選は7日、民主党のジョー・バイデン候補が共和党の現職ドナルド・トランプ候補を破って勝利した。バイデン氏はデラウェア州で演説し、勝利を宣言した。トランプ氏はなお敗北を認めていないものの、全米の主要都市でバイデン氏の支持者が歓声を上げた。』
残念ながらメディアの報道が大統領を決める訳ではなく、今後選挙人の投票が行われる必要がある。そのプロセスがスムーズに流れるのかが不明です。正直、トランプ氏の法廷闘争も激しくなる可能性もあるので、時間が掛かりそうだ。
我々としてはどうなるかわからないことを予想しても意味が無いので、その時その時の状況に応じて対応した方が良いであろう。
ただ、どちらが大統領に就任しても、米財政赤字の拡大が続くと思われるので、長期的なドル安の流れは当面変わらないと思われます。
2020年11月2日週のドル円概況:
3日の大統領選が終わり集計前半ではトランプ大統領に勢いが見られたが、その後は民主党のバイデン候補が獲得票数を伸ばし、4日(水)にはバイデン氏の勝利や上下両院を民主党で占めるブルーウェイブの期待から週間高値となる105.34円までドル円は上昇した。その後、民主党による米上院での過半数獲得が難しそうなことや、5日(木)のFOMC声明でゼロ金利政策と量的緩和策が今後も維持されることがわかるとドル売りが加速。6日(金)には週間安値となる103.16円まで下落した。
2020年11月2日週の予想レンジ:
102.50円~106.50円
2020年11月2日週の実際のドル円:
103.16円~105.34円
2020年11月9日週のドル円予想:
大手報道機関はバイデン氏の勝利を報じているが、法的にはまだ勝利は確定していない。トランプ政権の抵抗は激しいものとなると予想され、法廷闘争が長引き、2000年のブッシュ対ゴアの大統領選の時のように1ヶ月近く次期大統領が決まらず混迷するかも知れない。今週は大きなイベントは無いが、こうしたタイミングでドル安を仕掛けてくる可能性もあり、一時的な円高には注意が必要。
2020年11月9日週の予想レンジ:
99.50円~105.00円
定点観測:
ダウとドル円
-2.jpg)
ドル円と米2年債利回り
-1.jpg)
※貝の佃煮の大きいの入荷始まりました!
ドル・インデックスと米10年債利回り
-1.jpg)
VIX
-1.jpg)
金価格
-1.jpg)
原油価格
-1.jpg)
Shortman’s View:
リモートワークで都心の地価が下落しつつあるのかもしれない。
ロイター, アングル:「脱東京」がREIT圧迫、オフィスに見直しも
『EIT(不動産投資信託)市場に「脱東京」の影響が出始めている。新型コロナウイルスの感染拡大でテレワークが普及するなか、企業や勤労者が都心から郊外に拠点を移す動きが出ており、東京の人口が都区部を中心に減少。東京の不動産が資産の大きな割合を占めるREIT市場の下押し圧力となっている。』
在宅・リモートは会社経営者にとっては様々なコスト削減につながるので決して悪い話ではないしね。
Good Duck!
Shortman