投資家様各位、
新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。
年明け早々、昨年の愚策でこんな事態になるとは。
Bloomberg, 緊急事態宣言を週内にも発令する方向と報道、菅首相が11時から会見
『東京都で先月31日に過去最多の1337人の新規感染者を確認するなど感染拡大に歯止めがかからない状況が続いている。2日には東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県知事が特措法に基づく緊急事態宣言の発令を政府に要請した。』
これは本当に困ったもんだ。
アメリカではワクチン接種が始まっているというのに。
ところで、まだ正式に次期大統領が決まっていない米国ですが、何やら1月6日に大きな動きがあるとかないとか。
共和党下院は約140名が選挙結果に対して異議を申し立てる予定ですが、
テキサス州の上院議員テッド・クルーズ氏が、2021年1月6日の選挙人団認定に異議を申し立て、認定の前に不正が疑われている問題の州の選挙結果に対して、10日間の独立監査を要求しています。
さてさて、どうなるのか(^_-)
2020年12月28日週のドル円概況:
トランプ米大統領が追加経済対策法案へ署名したことを好感してドル買いも、米財政赤字拡大を懸念してドル売りとなり、レンジも前週とほぼ同じ範囲で何事もなく新年を迎えた。
2020年12月28日週の予想レンジ:
102.0円~104.50円
2020年12月28日週の実際のドル円:
102.95円~103.89円
2020年1月4日週のドル円予想:
1月5日にジョージア州で米上院選挙の決選投票が行われる、1月6日には選挙人団の認定、トランプ大統領が呼び掛けた集会がワシントンDCで行われる。こうした政治的な動きに相場は左右されるであろう。特に1月6日に選挙人団がバイデン氏を次期大統領と認めるのか、それともそれを拒否するのかどうかで、相場が乱高下する可能性もあるので注意したい。また、12月の米ISM製造業景況指数、12月の米ADP雇用統計、12月の米雇用統計などの重要な経済指標も公表されるので、こちらも相場の乱高下要因になるので注意したい。
2020年1月4日週の予想レンジ:
102.0円~104.50円
定点観測:
ダウとドル円
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ドル円と米2年債利回り
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ドル・インデックスと米10年債利回り
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VIX
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金価格
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原油価格
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Shortman’s View:
今年もくじけず1年間のドル円相場の予想をします!
先ずは2020年の予想から・・・
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でも、今年も予想を立てます。
今年はFRBが実質QE4へ突入しているので、基本は円高方向へのバイアスがあるとみています(円高バイアス)。
QE4的な記入緩和策の中で、米中通商交渉の第一弾合意を受けて、株式市場にリスクオンの芽があります(円安バイアス)。
なので、ドル円相場は円高圧力と円安圧力が相殺し合って、相場は動き難いかなと思います。
相場に動きを与えるとすると、イランなど中東諸国と北朝鮮などの反米国対応と、米大統領選での波乱かなと。
2019年のドル円相場が104.44円~112.39円で、一昨年2018年が104.55円~114.54円というレンジ。今年も地政学的なリスクの高まりを受けて、やや円高方向へのバイアスを強めたいが、108円を中心に前後6円の値幅を想定し、102円~114円としておこう。
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予想:
102円~114円
実際:
101.17円~112.21円
まぁまぁ、85点というところでしょうか。
今年は昨年の終値から円高方向へ10円、円安方向へ6円と見ています。
したがって、93円~109円のレンジです。
(※但し、オーバー・シュートする可能性もあるので、90円~111円がセカンドレンジです。)
亀のみぞ知るですが。
それでは本年も宜しくお願い申し上げます!
Good Duck!
Shortman