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為替週報(2021年3月1日)

おはようございます。
Shortmanです。

NY株が2日連続で大幅安となっている。

ダウと米10年債利回り

理由は長期金利の上昇だ。

米10年債利回り

 5ヶ月で米長期金利が2倍に。  

Bloomberg, パウエル議長は我慢も浮き足立つ市場-景気過熱懸念し金利上昇

チャートを見る限りダウはもう少し下げそうだ。

では、株価重視のFRBがこの次にどう行動するのか?

恐らく資産購入プログラムにおいて、比較的満期の長い米国債を欧入することで、米長期債の利回りを下げようとすると思われる。

ロイター, コラム:米長期金利の「良い」上昇、悪夢に転じる可能性も

良い金利上昇なのか悪い金利の上昇なのかは私には不明だが、FRBがバブルを制御できなくなりつつある・・・と感じてしまう。

2021年2月22日週のドル円概況:

ドルの上値は重いと予想していたが、23日(火)に週間安値となる104.97円をマークしたドル円は、バイデン政権の景気対策、不調だった7年債の入札、良好な米経済指標の結果を受けてドルが買われた。ドル円の上昇を米長期債利回りの上昇に伴うものと解説する声が聞こえるが、ドル円は主に実質利回り差や2年債利回りに連動していることが多い。今回のドル円の上昇は、どちらかと言えば米株の上昇からリスクオン相場になり、資源国通貨(クロス円)の上昇に伴って、上昇したと思われる。その為、議会証言におけるパウエルFRB議長のハト派的な発言にもかかわらず、26日(金)に週間高値となる106.69円まで上昇した。

2021年2月22日週の予想レンジ:

103.50円~105.50円

2021年2月22日週の実際のドル円:

104.97円~106.69円

2021年3月1日週のドル円予想:

ドル円の上昇が続くか否かはNY株が上昇するか否かにかかっている。NY株が上昇すればリスクオンで資源国通貨買いとなりドル円は上昇する可能性があるが、米長期債利回りの上昇はNY株の上昇には足かせであり、むしろ下げ要因であるので、リスクオン相場が続くとも考えにくいので、ドル円のレンジは引上げるが、円高方向へのバイアスは変更しない。。

2021年3月1日週の予想レンジ:

105.50円~107.00円

定点観測:

ダウとドル円

ドル円と米2年債利回り

ドル・インデックスと米10年債利回り

VIX

金価格

原油価格

Shortman’s View:

FRBの政策に伴う資産バブルなので、NY株の下落に伴いBTCも下落する。

Bloomberg, JPモルガン、ビットコインでのヘッジを提案-ポートフォリオの1%

『仮想通貨は比較的新しく値動きも激しいが、他資産との相関性があまりなく、良好なヘッジになり得る。元米連邦準備制度のスタッフで、現在はコーナーストーン・マクロで政策分析を率いるロベルト・ペルリ、ベンソン・ダラムの両氏はデジタル資産を一部加えることで株式ポートフォリオのボラティリティーは大抵抑えることができるとの結論に至った。』

「他資産との相関性があまりなく」嘘だ。

リスクに敏感な投資家の動きは素早い。

Bloomberg. 世界最大のビットコイン投信から急速な資金流出-原資産以上のペース

24日に書いた靴磨きの少年の逸話を想い出そう。

靴磨きの少年の逸話・・・(出所: SBI, 靴磨き少年の逸話)

『1929年10月24日(木曜日)に大恐慌の始まりとなる米国株の最初の大暴落がありました。その少し前のジョセフ・P・ケネディ氏(第5代米国大統領ジョン・F・ケネディの父親)と靴磨きの少年の逸話は広く知られています。

ケネディ氏はその時までに株式投資で大儲けしていました。1928年冬のある日、オフィスに向かう途中で、靴磨きの少年に靴を磨いてもらいました。靴を磨き終わった後、その少年はケネディ氏に向かって「おじさん、〇△株を買いなよ」と言ったそうです。それを聞いて彼は「こんな少年までが株の儲け話をするなら、この後に株を買う人はいないから株式は暴落する!」と考え、すべての株式を売り払って難を逃れたとのことです。』

猫も杓子も・・・

Good Duck!
Shortman

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