おはようございます。
Shortmanです。
毒者の皆様は全く気にしないであろうニュース。
ロイター, 日銀当座預金、3月末の残高は522兆円で初の500兆円超え=日銀
『日銀が2日発表した3月のマネタリーベースによると、日銀当座預金の3月末の残高は522兆5703億円となり、初めて500兆円を突破して過去最高を更新した。マネタリーベースは643兆6096億円でこちらも過去最高。新型コロナウイルス対応オペや国庫短期証券の買い入れ増などで押し上げられている。』
ん?
『マネタリーベースは、市中に出回っている現金と金融機関が日銀に預けている当座預金の合計値で、日銀が供給する通貨を表す。』
マネタリーベース=市中現金+日銀当座預金
643兆6,096億円=市中現金+522兆5,703億円
市中現金=643兆6,096億円ー522兆5,703億円=121兆393億円
政府が国債を発行する。その国債を市中銀行が引き受けて、日銀が買いオペで市中から国債を購入する。日銀から銀行へ現金が渡るが、その現金を銀行は使い道が無いので、つまり、貸付に全額を回すのではなく、日銀の当座預金に預けている。
物価を適度に上昇させて、景気を改善させるには、市中に現金が回らないといけないのだが、どれほど回っているのか?と疑問に思い調べてみました。。
日本銀行券発行高と貨幣流通高が伸びないといけないのだが、

グラフを見る限り・・・

(オレンジはマネタリーベース、青は日銀保有の長期国債残高、ピンクが日銀当座預金残高、紫が日銀券発行、緑が貨幣流通高を表しています。)
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
ここから先は Shortman会員 限定です。
Shortman為替レポートの10日間無料購読キャンペーンはこちら