おはようございます。
Shortmanです。
FRBから半期に一度の金融安定報告が公表された。
Financial Stability Report – May 2020
いつの時代もバブルを創っては破裂させるFRB・・・
バブル破裂が心配でしょうがない。
Bloomberg, リスク選好低下なら資産価格急落の恐れ-FRB金融安定報告
『米連邦準備制度理事会(FRB)は6日、半期に一度の金融安定報告を公表し、多様な資産市場でのリスク選好の高まりがバリュエーションを押し上げるとともに、米金融システム内に脆弱(ぜいじゃく)性が生じていると指摘した。
FRB金融安定委員会の委員長を務めるブレイナードFRB理事は同報告に付随する声明で、「リスク選好の高まりに関連した脆弱性が高まっている」と分析。「バリュエーションの伸長と極めて高水準の企業債務が重なり、価格調整イベントの影響を増幅する可能性があるため注視が必要だ」と説明した。
その上で同報告は、こうした状況下でリスク選好が低下すれば、資産価格の「大幅下落」が起こりかねないと指摘した。』
しかし、市場関係者は常にアゲアゲ(笑)
Bloomberg, 米株式相場、あらゆるシナリオに耐える能力示唆-バブル懸念よそに
『米連邦準備制度理事会(FRB)の金融安定報告は、市場でリスク選好が衰えた場合、相場の「大幅下落」を招きかねないと指摘したが、現時点ではそれが起きる兆しはほとんど見当たらない。
特に株式相場は、あらゆるシナリオも払いのける力を示しているようだ。成長が過熱するとの見方が浮上しても銀行株と運輸株は上げ、今週は全営業日でプラスとなった。雇用の勢いの陰りが示唆されると、自宅待機で恩恵を受けるテクノロジー銘柄が大きく回復。7日の取引ではナスダック100指数と、キャシー・ウッド氏率いるアーク・インベストメント・マネジメントが運用する上場投資信託「アーク・イノベーションETF(ARKK)」が上昇した。』
バブルをFRBが適切にコントロール出来るなんて幻想に過ぎない。
ここのところのFRB高官に相次ぐハト派的な発言は、早期テーパリング期待の高まりがバブルを崩壊させてしまう可能性が高いので、物価の安定(インフレ上昇)よりも雇用の拡大をお題目にして、量的緩和策を継続させてバブルを崩壊させないようにしているに過ぎない。
もう取り返しの使いないところまで来ている感じがする。
さぁ、Let’s ババ抜き!
2021年5月3日週のドル円概況:
3日(月)に週間高値となる109.69円をマークしたドル円は、4月の米製造業PMI、4月の米ISM製造業景況指数、4月の米ADP雇用統計、4月の米ISM非製造業景況指数など経済市場が冴えない結果に終わったことや、3月の米貿易収支の赤字が1992年の統計開始来最大を記録したこと、パウエルFRB議長をはじめFRB高官の相次ぐハト派的な発言もあり軟化した。7日(金)には4月の米雇用統計が予想よりも大幅に悪かったことを受けて、早期テーパリング期待が後退し、ドル円は週間安値となる108.32円まで下落した。
2021年5月3日週の予想レンジ:
107.50円~110.50円
2021年5月3日週の実際のドル円:
108.32円~109.69円
2021年5月10日週のドル円予想:
以前から書いているようにパウエルFRB議長やFRB高官の相次ぐハト派的な発言や7日(金)に公表された4月の米雇用統計の悪化から早期テーパリングを期待する動きは当面期待できない。また、米財政赤字と貿易赤字(いわゆる双子の赤字)の拡大や、米中関係の悪化からドルンは引き続き弱含む可能性が強そうです。
2021年5月10日週の予想レンジ:
107.00円~109.00円
定点観測:
ダウとドル円
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ドル円と米10年債利回り
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ドル・インデックスと米10年債利回り
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VIX
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金価格
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原油価格
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Shortman’s View:
無意味。
Bloomberg. 緊急事態宣言を31日まで延長、東京は大型施設の休業要請継続
去年から政府の言われた通りにしてますが・・・

この結果です。
その一方で、ファシズム化する日本。4月28日の為替日報にこんなことを書きました。
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東京、いや日本は狂いだした(小池知事は元々狂っているとみるべきなので)。
禁酒法に灯火管制・・・
産経新聞, 「令和の禁酒法だ」休業要請に大阪の飲食店関係者怒り
東京新聞, 令和の灯火管制?初日の東京の繁華街は変化見られず 小池知事が消灯要請も…
私は本当に心配だ。
現代, コロナ自粛は「不寛容な戦前」の再来…ファシズム化する日本の末路
戦前の話。
『「いつか来た道」といえばいいのか、この既視感はなんだろう。時計の針をもどしてみよう。いまから100年ほど昔の話だ。大正デモクラシー期の日本で、「社会連帯」という言葉が広がりを見せていた(冨江直子『救貧のなかの日本近代』)。
これは、貧困にたいして、社会が連帯して責任をもつという意味だ。だが気をつけよう。前提にあるのは「国民の義務」だ。個人は、社会に奉仕する義務を負う。その義務を果たした責任ある個人のみ、社会は連帯して命を助ける。自由な個人の相互関係ではなく、社会と個人の双方向の義務・責任として「連帯」が語られたのだ。
考えてみてほしい。たしかに、いま僕たちは、「連帯」してコロナに立ち向かっている。だが、自粛は、僕たちが果たすべき「国民の義務」として語られていないか。個人の権利より社会への責任が優先され、これに従わなかった人たちは、まるで非国民と言わんばかりのあつかいを受けていないか。もしそうなら、戦前の「連帯」となにがちがうのか。
社会連帯が語られた時代から10年ほどが過ぎた1930~40年代、日本にはファシズムの嵐が吹きあれた。社会への献身は国民の義務と見なされた。自由は破壊され、個人は全体が求める価値へと吸収され、異議申し立てをする権利も否定された。』
ファシズムへ移行するキッカケ。
『ファシズム国家にはいくつかの特徴がある。世界大恐慌が中間層の暮らしを直撃し、人びとは転落の恐怖におびえていた。失業者や若者、退役軍人、多くの人たちが社会的な居場所を失っていた。政争を繰りかえす政府への不信は頂点に達し、国民は自分たちの暮らしをボランティア組織や協同組合のような団体に依存させていた。
そして、頼る先をなくしたこれらの人たちこそがファシズム運動の担い手となっていった。』
現代の話。
『いまの日本はどうか。勤労者世帯のくらしは劣化を続けている。収入のピークは1997年、いまから23年前だ。年収300万円以下の世帯割合は、1989年とほぼ同じ水準まで増加した。非正規雇用者は全体の4割に迫り、若者の非正規割合も高止まりしている。
金融庁の2000万円問題が老後の不安を白日のもとにさらし、高齢者は孤独死の恐怖にふるえている。政府への信頼はもともと先進国で最低レベルだが、さらに自民党の政治腐敗、左派野党の離合集散がこれに拍車をかけている。また、地域包括ケアや子ども食堂など、国民の命は政府の責任領域から離れ、地域の協働や中間団体に投げだされつつある。現代の日本は、ファシズム国家の特徴をみごとに押さえている。
そう、コロナ禍で観察された、日本のあやうさを象徴するできごとは、社会の足元がゆらぐなかで起きたのだった。権利よりも義務が優先され、全体の価値に服しない人たちには有形無形の圧力がくわえられる社会。民度の高低を語っている場合ではない。』
どうすべきか?
そこは自分で考えてください!!!
例えばどこから変異株が入って来たのか?
日本政府観光局, 月別・年別統計データ(訪日外国人・出国日本人)
この数字を見ると2021年1月3月までに外国人が6万人以上も訪日し、中国や香港のように21日間軟禁されることも無く自由に日本の街中へ入り込んだ。これには邦人の人数は含まれていない・・・Ω\ζ°)チーン
遺伝子ワクチンは本当に効果あるのか?
ファイザーやモデルナの新型コロナウイルスのワクチンは、アルツハイマー病、ALS、およびその他の神経変性疾患を引き起こす可能性があると指摘されている。
1つ言えることは、権力の情報統制下で流れる情報を鵜呑みにしないこと。
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事あるごとに外人を入国させている姿勢を問題視してきましたが、政府の対応は意味不明で後手後手。
相変わらず日本のメディアも報道が後手後手。
FRIDAY, 緊急事態下でも「1日700人ペースの外国人来日」が意味するもの
入れるなよ!
例えば現状猛威を振るっているインドに対して・・・
日本経済新聞, インドからの入国規制強化 施設待機6日間で調整
おいおい6日???
インド人が日本にとってそんなに大事か?
私が住んでいた香港は隔離が3週間もあるが、インドにはさらに厳しい対応をしている。
香港政府はインドからの航空機の入国を禁止。
当たり前だ!
インドの陰に陰に隠れているが3月は中国から4000人、韓国から2000人も来ている。
来る必要あるかよ!
政治家や役人はどこを見て仕事しているんだよ。
日本国民の安全を確保することが大事だろう。
国民ももうそろそろこの国民性のヤバいところに気が付いた方が良い。
Good Duck!
Shortman