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為替週報(2021年7月12日)

おはようございます。
Shortmanです。

統計上の数字を減らすことは一時的にできたとしても問題は解決しない。

ロイター, 東京に4度目の緊急事態宣言、8月22日まで 政府が正式決定

『政府は8日、新型コロナウイルス感染症対策本部会合を開催し、11日にまん延防止等重点措置の適用期限を迎える東京都に対して、12日から8月22日まで緊急事態宣言を発令することを正式決定した。昨年来4度目の発令となる。』

この国の国民は大本営を信じ、籠の中に閉じこもっていれば問題が解決すると信じているかのようだ。

おまけにオリンピックは昨年の延期にもかかわらず、結局は無観客試合にするという。

Ω\ζ°)チーン

外国はそうはいかない。

いつ問題が解決するかわからないのに国民を籠の中に閉じ込めていることはできない。

ロイター, アングル:コロナ感染増でも規制全面解除、英首相の「賭け」

『ジョンソン英首相は、ロンドンを含めたイングランド地域で新型コロナウイルス感染対策として実施しているロックダウン(都市封鎖)を19日に全面解除し、経済活動を再開させる方針だ。しかし、実行に移せば、これまで首相が従っていた助言を提供してきた科学者の一部から、不安視する声が出てくるのは間違いない。』

日本も英国も何かを得れば何かを失う。

No Free Lunch.

どちらが正しかったかは歴史が判断することだが、政策運営上はそこを考えた方が良いと思う。

2021年7月5日週のドル円概況:

ドル円は5日(月)に週間高値となる111.18円をマークした後、6月の米サービス業PMIや、米ISM非製造業景況指数が市場予想よりも弱かったことや、原油価格の急落を受けてリスク回避姿勢を強めながら週末に向けて値を下げ、8日(木)に週間安値となる109.52円まで下落した。

2021年7月5日週の予想レンジ

109.80円~111.80円

2021年7月5日週の実際のドル円:

109.52円~111.18円

2021年7月12日週のドル円予想:

日本は東京が4回目の緊急事態宣言となり景況感が悪化することや、ワクチン接種の遅れからインフレ期待が低下する一方で、アメリカは変異株による感染拡大が懸念されており、ドル円の頭は重そう。

2021年7月12日週の予想レンジ:

109.80円~111.80円

定点観測:

ダウとドル円

ドル円と米10年債利回り

ドル・インデックスと米10年債利回り

VIX

金価格

原油価格

Shortman’s View:

中国製の新型コロナウイルス向けのワクチンの効き目が薄いという話。

ロイター, アングル:東南アで中国製ワクチンに疑いの目、欧米製追加も検討

『インドネシアとタイは、中国・科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製の新型コロナワクチンの効果に疑念があるとして、同ワクチンを接種済みの医療関係者に対して欧米製ワクチンの追加接種を検討している。シノバック製は両国の接種計画を支えてきたが、今後は国民の間で信頼が薄れそうだ。』

5月に2回ほど記事を紹介していたのが、「やはりね」としか思えない。

安かろう、悪かろう。

Made in China

『中国にとって国産ワクチンの効果に対する疑念の拡大が、「ワクチン外交」に影響する可能性がある。中国はこれまでに国産ワクチン数億回分を海外に送っている。』

人の弱みに付け込んだワクチン外交。

5月12日の為替レポートより。

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マジか?

個人的には恐ろしくて注射したくないが・・・

Bloomberg, シノバックのコロナワクチン、実臨床で高い効果-インドネシア保健相

『中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)が開発した新型コロナウイルスワクチンが、インドネシアの医療従事者の感染予防や入院回避に大きな効果を示していることが分かった。シノバック製ワクチンの効果は欧米製品にかなり劣っていることが臨床試験で示されていたが、今回の結果は同社製ワクチンに依存する途上国にとって勇気付けられる兆しとなった。

 インドネシア首都ジャカルタで、シノバック製ワクチン「コロナバック」の2回目の接種を受けた医療従事者2万5374人を28日間観察。その結果、死亡は100%、7日後の入院は96%、それぞれ回避された。ブディ保健相が11日のインタビューで明らかにした。これら医療従事者の観察は2月下旬まで続いた。

 ブディ保健相はさらに、これら医療従事者の感染予防でワクチンの有効率は94%だったと指摘。臨床試験の数値より高い結果となった。ただ、無症状感染者を割り出すためにこれら医療従事者が一様の検査を受けたかどうかは不明。』

しかし、こんな数字もある。

ロイター, ワクチン接種完了後にコロナ陽性、セーシェルで WHOが精査

『世界保健機関(WHO)は11日、インド洋の島国セーシェルで新型コロナウイルス陽性と判定された3分の1超がワクチン接種を完了した人だったという報告を受け、状況を精査していると明らかにした。

セーシェルの保健省のデータのよると、先週1週間にコロナ検査で陽性が判明した37%がワクチン接種を完了している人だった。ただ、ワクチン接種を完了した感染者で死亡事例は確認されていないという。

WHOによると、現時点でセーシェルの人口の約60%が2回のワクチン接種を完了。うち57%が中国国有製薬大手の中国医薬集団(シノファーム)製ワクチン、43%が英アストラゼネカ製ワクチンを接種した。』

セーシェルのワクチン接種者の約6割弱が中国製ワクチンという。

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続いて、5月27日の為替レポ―ト。

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その後のセーシェル。

Bloomberg, 集団免疫に最も近かった国に異変、新型コロナ感染がこの1週間で倍増

『インド洋の島国であるセーシェルの保健省は10日、コロナウイルスに現在感染中の人数が2486人に達し、そのうち37%は2回のワクチン接種を済ませていたと発表した。1週間前の感染者数は1068人だった。

 同国ではワクチン接種を完了した人の57%が中国医薬集団(シノファーム)製を使用。残りは英アストラゼネカとのライセンス契約に基づきインドで生産されるコビシールドを接種した。』

さながらワクチン接種後に再び感染が拡大するか否かの実験室を見ているようだが、1週間で倍増という。

『米ダートマス大学ガイゼル医科大学院のダニエル・ルーシー教授は、4月のセーシェル感染例についてゲノム解析のデータがまだ得られていないと、先週ブログで指摘。ただ昨年終盤に南アフリカで初めて発見された変異株「B.1.351」が、セーシェルで2月に見つかっていたと指摘した。

 この変異株に対しアストラゼネカのワクチンは効果が弱いとされており、南アフリカは使用計画を停止した。』

再流行の理由は変異株らしいという説。

変異株が中国メーカー製のワクチンがダメとは書いていないが、少なくともこの変異株に対しアストラゼネカのワクチンは効果が弱いらしい。

しかし、再感染する人の割合が高い気がする。

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Good Duck!
Shortman

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